「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドの評判は?」
途中解約をするか発行体の倒産がない限り元本が保証される「債券」。
なかでも外貨建て債券は日本円建ての債券に比べて利回りが高いという点が特徴です。
そこで今回は、年4.54%の高利回りが謳われる「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド 豪ドル建て社債」の評判について詳しく調査をしました。
結論から言うと、外貨建て社債は利回りだけを見て買うと損をする可能性のある、リスクの高い金融資産です。
外貨建て社債の注意点や同社債の評判、今後の見通し、メリット・デメリット、また「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド 豪ドル建て社債」に代わる資産運用先なども解説していますので、是非お見逃しなく!
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド|評判・口コミ
早速ですが、トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドの評判・口コミを確認してみます。
Yahoo!知恵袋
- トヨタファイナンス オーストラリアリミテッド これをどう思いますか? 購入するか悩んでいます。
-
そんな質問者様に捧げる動画。
https://youtu.be/8Oqh5IixLB8
動画内では「トミタファイナンス」と呼んでおりますが、どう見てもそれの事でしょう。こんな感じで証券会社が安易に引き受けた物を現場の人間がひーひー言いながら売りさばいているわけですね。
私なら社債は買わないですね。
引き受けるリスクに対し、その利率が妥当なものか判断できないですから。
引用:Yahoo!知恵袋
X(旧:Twitter)
同ファンドについての評判・口コミはSNSやネット上であまり見つけることができませんでした。
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド|基本情報
ではここで、トヨタファイナンス オーストラリアリミテッドの基本情報について確認していきます。
概要
商品名 | トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド 2029年3月満期 豪ドル建社債 |
---|---|
発行体 | トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド |
格付け | A1(Moody’sジャパン) A+ (S&Pジャパン) |
利率 | 年4.54%(税引前) 3.617%(税引後) |
発行日 | 2024年3月 |
利払日 | 年2回(3月、9月) |
償還日 | 2029年3月 |
申込単位 | 額面1,000豪ドル |
申込期間 | 2024年2月 ~2024年3月 |
利金・ 償還金・ 中途売却代金の 受取通貨 | 円貨・外貨(豪ドル) 本債券の利金、償還金、中途売却代金を円貨で受取る場合、 1豪ドルあたり70銭の為替手数料がかかります。 |
トヨタファイナンス オーストラリアリミテッドは発行体「Toyota Finance Australia Ltd」の 豪ドル建社債です。
償還日が2029年3月末日で、毎年3月と9月の年2回利子が支払われます。
利率は年4.54%と高利回り。
次に紹介しますが、「Toyota Finance Australia Ltd」はあの世界のトヨタ傘下の会社で倒産のリスクも低く、投資家が途中売却をせず、1豪ドル=100円が続けば高利回りが受取れる魅力的な商品に見えます。
発行体
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドの発行体は「Toyota Finance Australia Ltd」。
「Toyota Finance Australia Ltd」は1982年にオーストラリアで設立された海外販売金融子会社で、トヨタファイナンシャルサービス株式会社の100%子会社です。
トヨタファイナンシャルサービス株式会社は、トヨタの全世界の金融サービス業務を管理する目的で設立された、トヨタ自動車株式会社100%出資の統括会社です。
格付け
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドの格付けは、「Moody’sジャパン」:A1、「S&Pジャパン」A+ と、リスクの低さは申し分ありません。
3大格付け会社の格付け表記
S&P | Moody’s | Fitch | 評価 |
---|---|---|---|
AAA | Aaa | AAA | 信用リスクが最も低い |
AA+ | Aa1 | AA+ | 信用リスクがとても低い |
AA | Aa2 | AA | |
AA- | Aa3 | AA- | |
A+ | A1 | A+ | 信用リスクは低い |
A | A2 | A | |
A- | A3 | A- | |
BBB+ | Baa1 | BBB+ | 信用リスクは中の上 |
BBB | Baa2 | BBB | |
BBB- | Baa3 | BBB- | |
BB+ | Ba1 | BB+ | 信用リスク中程度 |
BB | Ba2 | BB | |
BB- | Ba3 | BB- | |
B+ | B1 | B+ | 信用リスク中の下 |
B | B2 | B | |
B- | B3 | B- | |
CCC+ | Caa1 | CCC+ | 信用リスクが高い |
CCC | Caa2 | CCC | |
CCC- | Caa3 | CCC- | |
CC | Ca | CC | 信用リスクが極めて高い |
C | C | デフォルト寸前 | |
RD | C | DDD | デフォルト |
SD | DD | ||
D | D |
※ちなみに「BB+」から下は「投資不適格(ジャンク級)」と言われています。
利率と償還日
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドの利回りは年4.54%(税引後:3.617%)で、償還日は発行日から5年後の2029年3月です。
例えば満期まで1000万円投資したとします。
円豪ドル相場が年間1豪ドル=100円で変わらないとすると、5年間で受取れる利息は合計180.5万円になります。
年数 | 円豪ドル相場 | 元本 | (税後) | 利払い
---|---|---|---|
1年目 | 1豪ドル=100円 | 1000万円 | 36.1万円 |
2年目 | 1豪ドル=100円 | 1000万円 | 36.1万円 |
3年目 | 1豪ドル=100円 | 1000万円 | 36.1万円 |
4年目 | 1豪ドル=100円 | 1000万円 | 36.1万円 |
5年目 | 1豪ドル=100円 | 1000万円 | 36.1万円 |
合計 | 180.5万円 |
ただし円ドル相場が5年間横ばいという可能性は極めて低く、上記シミュレーション通りに利息を受け取ることは難しいです。
外貨建て債券は為替リスクに注意をしなくてはいけません。
外貨建て債券の為替リスクについては次の章で解説します。
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド|注意点「為替リスク」
外貨建て債券と言えば日本の債券に比べると利回りが高く、魅力的に見える金融商品です。
しかし、外貨建て債券には最も注意をしなくてはいけない「為替リスク」が付いて回ります。
この章では外貨建て債券の注意点「為替リスク」についてチェックしておきましょう。
外貨建て債券には以下の特徴があります。
- 円安:得をする
- 円高:損をする
購入時:1豪ドル=100円
満期時:1豪ドル=150円
→レートの差で50円の利益
購入時:1豪ドル=150円
満期時:1豪ドル=100円
→レートの差で50円の損失
外貨建て債券は高利回りが魅力の金融資産。
満期日の円豪ドルレートが債券購入時よりも円安となればレート差分の利益を得られます。
しかし反対に円高となればレート差分損失を被り、場合によっては元本毀損となる可能性もある、実際には高いリスクを伴う金融資産なのです。
次の章では実際にトヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドに投資をし、満期時が購入時より円安となった場合と円高になった場合のシミュレーションを見てみます。
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド|運用シミュレーション
前の章では外貨建て債券には以下の特徴があることを確認しました。
- 円安:得をする
- 円高:損をする
本章では実際にトヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドに投資をし、満期日が購入日よりも円高・豪ドル安となった場合と、円安・豪ドル高となった場合の2パターンでシミュレーションを行ってみます。
年数 | 為替 | 元本 | 利払い (税後) |
---|---|---|---|
スタート | 1豪ドル =100円 | 1000万円 | ー |
1年目 | 1豪ドル =110円 | 1100万円 | 39.7万円 |
2年目 | 1豪ドル =120円 | 1200万円 | 43.4万円 |
3年目 | 1豪ドル =130円 | 1300万円 | 47.0万円 |
4年目 | 1豪ドル =140円 | 1400万円 | 50.6万円 |
5年目 | 1豪ドル =150円 | 1500万円 | 54.2万円 |
満期 | ー | 1500万円 | 235万円 |
元本1500万円+利息235万円=1735万円となり、735万円がプラスとなります。
年数 | 為替 | 元本 | 利払い (税後) |
---|---|---|---|
スタート | 1豪ドル =100円 | 1000万円 | ー |
1年目 | 1豪ドル =90円 | 900万円 | 32.5万円 |
2年目 | 1豪ドル =80円 | 800万円 | 28.9万円 |
3年目 | 1豪ドル =70円 | 700万円 | 25.3万円 |
4年目 | 1豪ドル =60円 | 600万円 | 21.7万円 |
5年目 | 1豪ドル =50円 | 500万円 | 18.0万円 |
満期 | ー | 500万円 | 126.4万円 |
元本500万円+利息126.4万円=626.4万円となり、373.6万円がマイナスとなります。
実際にはここまで極端に推移することはあまり無いかもしれませんが、外貨建て債券に伴う為替リスクについてご実感いただけたのではないでしょうか。
さてここで気になってくるのが、今後の円・豪ドルレートの見通しです。
次の章で確認していきます。
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド|円・豪ドル今後の見通し
この章では、円・豪ドルの今後の見通しについて確認していきます。
まずはオーストラリアの金融市場からです。
オーストラリア中央銀行(RAB)は11月の政策金利発表にて、8会合連続で金利を4.35%に据え置くことを発表しました。
現在オーストラリアの金利は2012年以降、最高水準を維持。
RBA(オーストラリア準備銀行)はインフレ率が持続して目標圏内に戻ることを確認するまで、金融政策引き締めを継続するとしています。
一方の日本の政策金利については、3月の金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除して利上げをして以降、7月には追加の利上げを決定。
12月にも更なる利上げをすると予測されています。
まとめると・・・
- オーストラリアでは高金利が続く可能性が高い
→高金利下では債券の価値が低くなる。 - 日本銀行は引き続き利上げをすることが予測されている
→日豪の金利差が縮まった場合円高となる可能性が高く、為替差損を被る
日本とオーストラリアの金融市場は上記のように推測できることから、これからトヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドを始めるのはやめておいた方が無難であると考えられます。
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド|メリット・デメリット
ではここで、トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドのメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドのメリットは以下の通りです。
- 利回りが高い
- 円安になると得をする
- 分散投資の効果を狙える
まずトヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドは豪ドル建て社債となりますので、発行元が日本の社債と比べると利回りが高いのが特徴的です。
外貨建て債券の場合、円安の状況下ではレート差分の利益が受取れるので有利となります。
また資産運用は分散投資をすることが推奨されています。
具体的には異なる金融資産への投資、異なる地域・通貨への投資、積立投資を行うことでリスクの幅を抑えることが可能です。
豪ドル建てで投資を行うトヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドも、分散投資の効果を狙うことが叶うでしょう。
デメリット
一方、トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドのデメリットは以下の通りです。
- 為替リスクが高い
- 円高になると損をする
- 満期前の売却は元本割れの可能性がある
外貨建て債券は、為替リスクが高いことや円高になると損をすることは前の章で解説をしましたね。
もう1点、満期前に途中売却を行う場合も同様に「為替リスク」には注意をしましょう。
引用:MONEY PLANNERS
- 市場金利が上昇した場合
→上昇した金利に基づいた新規債券が発行されるため、既存債券の金利が相対的に下がり価格が下落する。- 市場金利が低下した場合
→低下した金利に基づいた新規債券が発行されるため、既存債券の金利が相対的に上がり価格が上昇する。
市場の動きに惑わされずに安定的な運用がしたいなら「ヘッジファンド」がおすすめ
ではここで、トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドに代わるおすすめの資産運用先「ヘッジファンド」をご紹介します。
金融資産の運用成績は、以下のように市場の動きに左右されがちです。
金利と金融商品の関係 例)
金利↑
・債券価格↓
・株価↓
金利↓
・債券価格↑
・株価↑
債券の場合は金利上昇の局面で債券価格が下がると言われています。
債券価格の下落に耐えるには「空売り」という方法が挙げられますが、一般的に「空売り」をするには多くの資金が必要となり、一般投資家には難易度が高いと言われています。
空売りとは
「空売り」とは、株・債券・為替通貨などの金融商品が割高な状態にあり、今後価値が下落すると予測して手元にない資産を信用取引を利用して「借りて売る」ことを指します。
資産の価値が実際に下落した段階で売った資産を安値で買い戻すことで差益を狙うのです。
ヘッジファンドの投資対象は国内外の株式、債券、為替、不動産など多様な資産に分散投資を行いますが、各資産の売買ではこの「空売り」を駆使し、市場影響を受けずに下落に耐えるだけでなく、利益までも目指すことが可能。
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドへの投資よりも安定的な資産運用が叶うのです。
ではここで、国内のおすすめヘッジファンドをご紹介します。
ヘッジファンド おすすめの | 特徴 | 平均年間利回り | 相談はこちら |
---|---|---|---|
平均利回り10%以上 日本のバリュー株に投資 10年以上の運用歴 ファンド設定以来マイナスの年ゼロ回 | 10%~ | BMキャピタルへ相談 | |
期待年間リターン12%(固定) ベトナム法人の関連会社に 事業融資を実施し利益獲得を目指す | 12%(固定) | ハイクアITNへ相談 |
BMキャピタル
運用開始 | 2013年 |
---|---|
投資対象 | 日本株(バリュー株) |
年間利回り | 10%以上 |
最低投資額 | 1000万円 *1000万円未満の相談可 |
ロックアップ期間 | 3ヶ月 *3ヶ月に1回出金、解約可能 |
資料請求・ 運用の相談 | 無料 |
面談の形式 | オンラインまたは対面 |
公式サイト | BMキャピタル公式サイト |
BMキャピタルは2013年に設立された日本のヘッジファンドです。
投資対象は日本のバリュー株。
優秀なファンドマネージャーによって選び抜かれた「将来値上がりする可能性の高く、購入時より値下がりする可能性の低い銘柄」へ投資を実施します。
バリュー株投資とは?
バリュー株投資とは、株価が本来の企業価値よりも過小評価されている株式を購入し、投資家による見直し買いなどにより株価が適正な価格に評価された局面で売却を行うことで値上がり益を狙う投資手法です。
BMキャピタルではこのバリュー株の選定に長けているだけでなく、設立以降直面した様々な金融ショック(近年だと「コロナショック」)にも耐えました。
その結果「マイナスの年ゼロ回」「平均年間利回り10%以上」「資産価値は6年で2倍」といった素晴らしい成績で運用を続けています。
BMキャピタルは資料請求や運用の相談は無料です。
相談はオンラインでも対面でも可能で、営業トークもされないため、まずは一度話を聞いてみてはいかがでしょうか。
ハイクア・インターナショナル
運用開始 | 2023年 |
---|---|
投資対象 | ベトナム企業 |
年間利回り | 12%(固定) |
最低投資額 | 500万円 |
ロックアップ期間 | なし |
資料請求・ 運用の相談 | 無料 |
面談の形式 | オンライン |
公式サイト | ハイクア・インターナショナル公式サイト |
ハイクア・インターナショナルは2023年に設立された新しい運用会社です。
ハイクアではベトナム法人の関連企業「SAKUKO VIETNAM」に事業融資を実施。
「SAKUKO VIETNAM」は事業で得られた利益から貸付金利子をハイクアへ支払いますが、その一部が配当金として投資家に還元されるという仕組みを採用しています。
ハイクアの特徴としては、株式や債券などの金融資産に投資するわけではなくベトナム大企業への事業融資を行うという投資スタイルですので、市場の動きにより左右されず、安定した手堅いリターンを期待することが可能。
格段に投資リスクが低いにも関わらず、固定年利12%を配当として期待することができるのです。
ハイクアでも資料請求やオンラインでの相談は無料。
ハイクアと「SAKUKO VIETNAM」の代表は同じ方です。
現時点では代表が直接オンライン相談を行っていますので、より詳しい情報を聞いてみてはいかがでしょうか。
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドについてよくある質問
では最後に、トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドについてよくある質問を確認していきます。
「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド」の会社概要は?
「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド」の発行体「Toyota Finance Australia Ltd」はオーストラリア法人の1982年にオーストラリアで設立された海外販売金融子会社で、トヨタファイナンシャルサービス株式会社の100%子会社です。
トヨタファイナンシャルサービス株式会社は、トヨタの全世界の金融サービス業務を管理する目的で設立された、トヨタ自動車株式会社100%出資の統括会社です。
運用会社について調べると「トヨタファイナンス 悪質」などといった言葉が見受けられました。なぜですか?
トヨタファイナンスによると、近年同社を名乗って投資家に振り込みを依頼し、不正に金銭をだまし取る悪質な詐欺事件が発生しているそうです。
- 「カード限度額超過分をお振り込みください」
- 「ATMの前に着いたら携帯に折り返し連絡してください」
- 携帯メールによる振り込みのお願い
- 携帯電話への連絡のお願い
- 「当社から債権譲渡」された
- 「債権回収の委託を受けている」 など
トヨタファイナンスを名乗って上記のような依頼があった場合は注意をしましょう。
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドの評判・口コミはどうですか?
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドの評判・口コミは、以下のSNSや掲示板などで見られますが、多くはありませんでした。
- X(Twitter)
- Yahoo!知恵袋
- 5ちゃんねる(2ちゃんねる)
ただし、新しくても2022年・2023年のものなど、古い情報が多いです。
当記事では口コミ・評判の一部をご紹介していますので是非チェックしてください。
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドはどこで販売していますか?
最新の「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド 豪ドル建社債」(2029年3月満期)は以下金融機関にて購入可能です。
- マネックス証券
- 三菱UFJ銀行 など
ただし、申し込み受付が2024年3月までだったので、新発での購入は現在は不可能です。
また今のところ既発での販売もしていないようです。
トヨタ系の銘柄に投資を検討しているなら、トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンドという投資信託もありますので参考にしてみてください。
まとめ
本記事では「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド」について解説を行いました。
今後の日豪の金融情勢を非常に簡単にまとめると、以下の理由から同社債への投資はやめておいた方が無難です。
- オーストラリアでは高金利が続く可能性が高い
→高金利下では債券の価値が低くなる。 - 日本銀行は今後金利を引き上げることが予測されている
→日豪の金利差が縮まった場合円高となる可能性が高く、為替差損を被る
「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド」に代わる資産運用先としては、市場の動きに左右されずに安定的な利益を得られる「ヘッジファンド」をおすすめしています。
是非以下の記事も参考にしてご検討くださいね。