楽天ブル(楽天日本株4.3倍ブル)掲示板の評判・危険性・今後の見通しを解説

「楽天ブル掲示板の評判や口コミは?」

株式市場の4.3倍の値動きを目指して運用する「楽天日本株4.3倍ブル(通称:楽天ブル)」。

非常に魅力的な運用方針ですが、果たして実際に運用している人の掲示板での評判・口コミはどうでしょうか。

本記事ではそんな楽天ブルの掲示板での評判・口コミを始め、価額の推移や、今後の見通しまで徹底検証を行います。

結論からお伝えすると、長期運用で安定的に利益獲得を目指す筆者は、投機的に利益獲得を目指す「楽天ブル」は今後も運用をおすすめすることはできません。

「楽天ブル」に代わる運用先として、安定運用をしながら高リターンを目指せる「ヘッジファンド」についても解説していますので、是非お見逃しなく。

目次

楽天ブルはどんな投資信託?

まずは「楽天ブル」がどんな投資信託なのかを解説していきます。

>>掲示板での評判・口コミをすぐに見たい人はこちら

運用方針

名称楽天日本株4.3倍ブル
通称楽天ブル
運用会社楽天投信投資顧問
設立2015年
投資対象日本株
純資産総額730 億円
運用区分アクティブ型
為替ヘッジなし
決算頻度年1回(毎年6月15日)
手数料購入手数料:上限3.3%
信託報酬手数料:1.243%
信託財産保留額:なし
ファンドマネージャー運用責任者:新村直人(経験年数:26年)
運用業務従事者:8名( 平均経験年数20年)

楽天ブルでは、日本の株価指数を対象とした先物取引を積極的に活用することで、日々の基準価額の値動きが株式市場の日々の値動きに対して概ね4.3倍程度となることを目指して運用をしています。

ちなみに、「株価指数の日々の値動きに対して〇倍の値動きをする」ことを目指して運用される投資信託のことを「レバレッジ型投資信託」と言います。

引用:楽天日本株4.3倍ブル|交付目論見書

簡単に言うと、「短期で」大きく儲けたい人に人気のある投資信託です。

しかし、楽天ブルを含むレバレッジをかける取引を採用する「レバレッジ型投資信託」には危険性や注意点もあります。

なぜ「短期で」大きく儲けたい人向けなのかも含め、詳しくは後ほど解説します。

>>「レバレッジ型投資信託」の危険性・注意点をすぐに見たい人はこちら

最新基準価額とチャート推移

楽天ブルの2024年7月時点の基準価額は44,860円です。

レバレッジ型投資信託の危険性・注意点

では、「レバレッジ型投資信託の危険性・注意点」について解説していきます。

レバレッジ型投信は1日の値動きに対して4.3倍の値動きをする

楽天ブルを含むレバレッジ型投信は、株価指数の日々の値動きに対して〇倍の値動きをすることを目指して運用され、楽天ブルの場合は4.3倍の値動きを目指しています。

では実際にどのような値動きをするのか、楽天ブルの交付目論見書に記載の例を見てみましょう。

まずは株式市場が上昇を続けた場合を見てみます。

基準日から1日後、株式市場の基準価額が110に上昇した時に楽天ブルは143(前日比4.3倍)に上昇します。

また2日後、株式市場の基準価額が120に上昇した時に楽天ブルは198.9(前日比4.3倍)に上昇していますね。

株式市場が上昇傾向にあれば楽天ブルはその4.3倍大きく上昇=売却することで大きなリターンを獲得できるわけですから、同ファンドの最も魅力的なポイントであると言えるでしょう。

次に、株式市場が下落を続けた場合を見てみます。これが「レバレッジ型投資信託の危険性・注意点」になりますのでよく理解しておいてください。

基準日から1日後、株式市場の基準価額が90に下落した時に楽天ブルは57(前日比-4.3倍)に下落します。

また2日後、株式市場の基準価額が80に下落した時に楽天ブルは198.9(前日比-4.3倍)に下落していますね。

レバレッジをかける取引を採用する「レバレッジ型投資信託」の怖いところは、株式市場が下落傾向にあれば楽天ブルはその4.3倍大きく下落するところ

大きな利益を期待することができる反面、大きな損失も覚悟しなくてはいけない商品なのです。

長期投資には向いていない

「レバレッジ型投資信託」の危険性・注意点をお分かりいただけたところで、楽天ブルがなぜ「短期で」大きく儲けたい人向けなのかについてもあわせて解説していきます。

以下は同じく楽天ブルの交付目論見書に記載されている、株式市場がもみ合った(一定の範囲内で、上昇と下落を繰り返した)場合の例です。

株式市場に関しては、4日間の間に基準価額は上下を繰り返し、4日後には100に戻りました。

一方の楽天ブルに関しては、初日で株式市場の4.3倍上昇した分、2日後の下落はわずかな範囲で耐えられましたが、3日後の下落で楽天ブルは暴落。

一度減った資産を戻すには減少分以上のプラスを出す必要があり、4日後で株式市場が上昇したのと連動して楽天ブルも上昇していますが、結果的に基準価額は73.4と-26.6%ものマイナスの結果となってしまっているのです。

株式市場が上下を繰り返した場合、時間の経過とともに基準価額が押し下げられる楽天ブルは投資の基本である「長期投資」に向いておらず、どちらかというと短期取引で利益を得るギャンブル性の高い「投機」に近いファンドと言えますね。

株式市場にとどまらず、どんな金融商品も「上昇だけ」「下落だけ」という値動きはしません。

必ず上下を繰り返すので、必然的に楽天ブルは長期投資に向いていないと言えますね。

ちなみに楽天ブルの交付目論見論にも、「当ファンドは、一般的に中長期の投資には向かず、比較的短期間の投資に向いている金融商品です。」(原文ママ)との記載があるくらいです。

月次資金流出入額グラフとは?

月次資金流出入額グラフとは、投資家のファンド購入額(流入額)から売却額(流出額)を引いた額のこと。
ファンドがどのくらい購入されているのか・売却されているのかが分かる指標です。

もう一度、掲示板のコメントを見返してみます。

「爆上げ最高です!もっといけー!」
短期取引を行って投機的な運用で利益を得る楽天ブル。基準価額が上がったところで売らなくてはいけないので、「もっと上がってほしい」と言った欲が生まれるのが投機の特徴です。

「お小遣いチャンスと見てINしました( ^)o(^ )が、ちょっと不安もあるのでいつもの半額程度で(;’∀’)」
「INする=一旦売却した銘柄を再び買う」と言う意味です。短期取引でうまくいけば大きな利益を得られるため、「お小遣い稼ぎ」としてゲーム感覚で楽天ブルを利用する人もいるのでしょう。

「素人の自分が、自称トレーダー様にこんなこと言うと失礼かもわかりませんが、。、ブルやベアはチャート読んで、中長期でガチホすれば有利のように感じますが、その間の上下により投資信託の複利プラスレバレッジ効果が下落局面の減価プラス逆レバレッジ効果で消されてしまいます。先を見るより、短期で逆に動く前に手放すことが大事カト、、、、投資は自己責任デ、、、」
この人は楽天ブルのような「レバレッジ型投資信託」をよく理解していますね。ガチホは「ガチ(本気)でホールド(保有)する」の略。長期保有のことを指しています。長期保有をしていると「逆レバレッジ効果」つまり、株式市場が下落した時は-4.3倍マイナスとなるため、楽天ブルは短期での運用をおすすめしていますね。

「上がる時はボチボチ、下がる時はガツンと…」
「レバレッジ型投資信託」は下がった分を取り戻すのに減少分以上のプラスを出す必要があるため、まさに「上がる時はボチボチ、下がる時はガツンと」状態になってしまうのでしょう。

「ブルベア投資はじっとチャンスを待つことが原則w」
「レバレッジ型投資信託」は長期運用には向いていないとお伝えしましたが、利益を得るためには基準価額が上がるのを待たなくてはいけません。特に、投資を始めて一度マイナスになった人は心理的になかなか損切できないため、「ブルベア投資はじっとチャンスを待つことが原則となる」とコメントしたのでしょう。しかし、長期運用で利益獲得を目指す運用先であれば、じっとチャンスを待つことで結果的にプラスになる可能性もありますが、「レバレッジ型投資信託」のような短期売買で利益獲得を目指す金融商品の場合は一度マイナスとなれば減少分以上のプラスを出す必要があります。しかし市場はそううまくは動いてくれません。つまり何度かマイナスになったらプラスになるのは非常に困難であるため、ブルベア投資では損切をすることも大切になります。

コメント参照:楽天 日本株4.3倍ブル【9I31115A】の掲示板 2024/05/15〜2024/05/31

「レバレッジ型投資信託の危険性・注意点」をよくご理解いただけたのではないでしょうか。

買い時は来る?楽天ブルの今後の見通し

楽天ブルは長期運用に向いていないファンドだと解説してきました。

では、短期運用の場合はどうでしょうか?

最新の月次レポートに掲載の、ファンドの騰落率をチェックしてみましょう。

期間騰落率
1か月-1.3%
3か月-11.8%
6か月+66.8%
1年+119.2%
3年+104.2%
設定来+261.2%
参考:楽天日本株4.3倍ブル|月次レポート

なんと、短期運用を推奨されている楽天ブルの騰落率は、むしろ1か月・3か月の短期間でマイナス、6か月・1年・3年・設定来の中長期間でプラスだったのです。

非常に将来の見通しが立てづらいファンドであることが分かります。

ちなみに楽天ブルを2024年5月の1か月間保有した場合の資産推移も見てみましょう。

2024年4月の最後の日の基準価額は36,586円でしたので、100口=3,658,600円保有していたとします。

日付資産推移前日比変化率
4月30日3,658,600円
5月1日3,552,400円-2.90%
5月2日3,544,300円-0.23%
5月7日3,819,400円7.76%
5月8日3,536,600円-7.40%
5月9日3,468,900円-1.91%
5月10日3,547,200円2.26%
5月13日3,499,000円-1.36%
5月14日3,574,000円2.14%
5月15日3,602,000円0.78%
5月16日3,807,500円5.71%
5月17日3,744,200円-1.66%
5月20日3,881,200円3.66%
5月21日3,825,500円-1.44%
5月22日3,690,100円-3.54%
5月23日3,886,800円5.33%
5月24日3,672,700円-5.51%
5月27日3,806,700円3.65%
5月28日3,773,100円-0.88%
5月29日3,622,500円-3.99%
5月30日3,423,700円-5.49%
5月31日3,612,100円5.50%
参考:Yahooファイナンス

その結果、3,658,600円だった資産は3,612,100円に減ってしまいました。

およそ1.27%の下落率です。

ちなみに同じ期間の日経平均株価の場合は+0.2135%の増加でした。

日付資産推移前日比変化率
4月30日3,840,500円
5月1日3,827,400円-0.34
5月2日3,823,600円-0.10
5月7日3,883,500円1.57
5月8日3,820,200円-1.63
5月9日3,807,300円-0.34
5月10日3,822,900円0.41
5月13日3,817,900円-0.13
5月14日3,835,600円0.46
5月15日3,838,500円0.08
5月16日3,892,000円1.39
5月17日3,878,700円-0.34
5月20日3,906,900円0.73
5月21日3,894,600円-0.31
5月22日3,861,700円-0.84
5月23日3,910,300円1.26
5月24日3,864,600円-1.17
5月27日3,890,000円0.66
5月28日3,885,500円-0.12
5月29日3,855,600円-0.77
5月30日3,805,400円-1.30
5月31日3,848,700円1.14
参考:Yahooファイナンス

マイナスになった日は両方とも31日中22日。

ですが、やはり楽天ブルの方が下落率は大きくなることが分かりますね。

総括すると、

  • ファンド自ら短期運用を推奨している
  • にもかかわらず直近の短期運用の騰落率はマイナス
  • 日経平均株価と比較しても直近1カ月間の騰落率はマイナス

よって、投機的な要素の強い楽天ブルは、「運さえ良ければ」大きな利益を得られる「可能性がある」程度にも関わらずリスクが高すぎるファンドだと評価をすることができるでしょう。

また直近の基準価額はこれまでで一番高値を記録しており、やや値下がりはしているものの今は買い時ではありません。

購入をするにしても、もう少し値下がりを待ってから購入をしましょう。

ところで、楽天ブルのような運まかせの運用などではなく、リスクが少なく安定的な運用ができて、かつ大きな利益を期待できる運用先というのは無いのでしょうか?

答えは「ある」です。

詳しくは、爆益を期待したいならヘッジファンドがおすすめの見出しで解説してます。

楽天ブル掲示板の評判・口コミ

では、楽天ブルの掲示板での口コミもチェックしていきます。

「爆上げ最高です!もっといけー!」
「お小遣いチャンスと見てINしました( ^)o(^ )が、ちょっと不安もあるのでいつもの半額程度で(;’∀’)」
「素人の自分が、自称トレーダー様にこんなこと言うと失礼かもわかりませんが、。、              
ブルやベアはチャート読んで、中長期でガチホすれば有利のように感じますが、その間の上下により投資信託の複利プラスレバレッジ効果が下落局面の減価プラス逆レバレッジ効果で消されてしまいます。先を見るより、短期で逆に動く前に手放すことが大事カト、、、、投資は自己責任デ、、、」
「上がる時はボチボチ、下がる時はガツンと…」
「ブルベア投資はじっとチャンスを待つことが原則w」

コメント参照:楽天 日本株4.3倍ブル【9I31115Aの掲示板 2024/05/15〜2024/05/31

「先を見るより、短期で逆に動く前に手放すことが大事」「下がる時はガツンと」など、少し気になるコメントもあったことでしょう。

まさにこれらが、「レバレッジ型投資信託の危険性・注意点」です。

上記の評判・口コミもあわせて次の章で詳しく解説します。

爆益を期待したいならヘッジファンドがおすすめ

運まかせの運用などではなく、リスクが少なく安定的な運用ができて、かつ大きな利益を期待できる運用先はズバリ「ヘッジファンド」です。

この章では「ヘッジファンド」と、国内おすすめのヘッジファンド会社について解説していきます。

ヘッジファンドとは

ヘッジファンドとは

ヘッジファンド」とは、投資家から資金を集めて金融資産へ投資を実施。投資で得られた利益を投資家に還元をするという仕組みです。

ヘッジファンドの最大の特徴は以下の2点です。

  • ヘッジファンドの投資先は国内外の株式や債券、外貨預金、不動産、コモディティなど制限がなく効果的な「分散投資」が可能
  • 投資信託のように金融庁からの制限が少なく、下落にも耐えれて利益も出せる「空売り」などの高度な投資戦略を駆使することが可能

つまり、効果的な「分散投資」かできることに加え、下落局面でも利益を出せる「空売り」戦略を駆使できるため、中・低リスクであるにも関わらず10%以上もの高いリターンを目指せるというのがヘッジファンドの強みなのです。

成績が不安定な楽天ブルを損切したいと考えている方、リスクが低く安定的に高リターンを目指したい方は是非ヘッジファンドをご検討ください。

続いて筆者おすすめのヘッジファンド「BMキャピタル」と「ハイクア・インターナショナル」をご紹介します。

BMキャピタル

運用開始2013年
投資対象日本株(バリュー株)
年間リターン10%以上
最低投資額1000万円
*1000万円未満の相談可
ロックアップ
期間
3ヶ月
*3ヶ月に1回出金、解約可能
資料請求・
運用の相談
無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトBMキャピタル公式サイト

BMキャピタルは2013年に設立された老舗ヘッジファンドです。

投資対象は日本のバリュー株への投資をメインとしています。

また「空売り戦略」も駆使し、下落相場であっても利益獲得を目指すことが可能。

過去10年以上の運用歴の間にはコロナショックも経験しましたが、世界中の金融市場が大暴落となる中、BMキャピタルではプラスの成績を収めました

そんな下落耐性のあるBMキャピタルですが、平均年間利回りは10%以上と高リターンを目指せるため、まさに「リスクが少なく安定的な運用ができて、かつ大きな利益を期待できる」ファンドなのです。

BMキャピタルは投資の有無に関わらず、お問い合わせ・資料請求・面談は無料。

もちろん無理に投資を迫られることもありませんので、まずはお気軽にお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

ハイクアインターナショナル

運用開始2023年
投資対象ベトナム企業
年間リターン12%(固定)
最低投資額500万円
ロックアップ
期間
なし
資料請求・
運用の相談
無料
面談の形式オンライン
公式サイトハイクア・インターナショナル公式サイト

ハイクア・インターナショナルは2023年設立の新しい運用会社です。

同社では、関連会社である設立13年のベトナム法人「SAKUKO VIETNAM(以下、SAKUKO社)」への貸付利息を投資家に利益として還元するという仕組みを採用しています。

ハイクア
引用:ハイクア・インターナショナル

SAKUKO社はベトナムに進出した日系企業で、日本製品の販売店やスイーツ店、ホテルを多数展開。メディアにも取り上げられています(「SAKUKO VIETNAM」で検索してみてください)。

投資家はハイクアに投資し、ハイクアはそのお金をSAKUKO社に融資します。

SAKUKO社はこの資金を元手に事業を拡大。ハイクアに利息とともに返済し、ハイクアは投資家に年利12%で配当として還元します。

引用:ハイクア・インターナショナル

配当の12%は3カ月ごとに3%ずつ受け取ることも、再投資に回すことも可能。再投資に回せば、6年で約2倍に増やせる計算になります。

金融商品への投資ではなく、設立から13年と歴史のあるSAKUKO社への融資という投資案件のため、格段にリスクが低く堅実なリターンが期待できます。

最低投資額も500万円からと他のヘッジファンドと比較しても始めやすい金額設定ですので、投資初心者におすすめです。

ハイクア・インターナショナルでも、投資の有無に関わらずお問い合わせ・資料請求・面談は無料。

ちなみにハイクア・インターナショナルとSAKUKO社の代表は同じ方で、今のところ代表が直接面談をしています。

ハイクア・インターナショナルでも無理やり投資を迫られることもありませんので、事業内容について気になる方は、まずはお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

楽天ブルの掲示板に関するよくある質問

では最後に、楽天ブルの掲示板の評判・口コミに関連してよくある質問を確認して終わりにしたいと思います。

楽天ブルは楽天証券でしか買えない?SBI証券でも買える?

楽天ブルは、楽天証券だけでなく、SBI証券、マネックス証券、フィデリティ証券などでも購入可能です。

楽天ブルでは購入手数料の上限を3.3%としていますが、実際はほとんどの証券会社でなしとしています。

また同ファンドは信託財産保留額もなしとしていますから、運用の際には信託報酬手数料の1.243%だけがかかると考えて良いでしょう。

楽天ブルの信託報酬手数料は1.243%と、一般の投資信託と比べても高めです。

このことからも、長期運用には向いていないことが分かりますね。

楽天ブルとSBI日本株4.3ブルはどっちがおすすめ?

楽天ブルと似た特徴を持つ「SBI日本株4.3ブル」という商品があります。

「レバレッジ型投資信託」は短期運用に向いていますので、両ファンドの基準価額を1か月・3か月・6か月比べてみました。

青:SBIブル  ピンク:楽天ブル 

1か月

引用:Yahooファイナンス

3か月

引用:Yahooファイナンス

6か月

引用:Yahooファイナンス

楽天ブルとSBIブルはほぼ同じ動きをするためチャートでは違いがほとんどありません。

ただ、基準価額を見ると楽天ブルの方がやや高めですので、楽天ブルに分があるとしておきます。

日付SBIブル楽天ブル
1月4日14,50620,698
2月1日19,89028,426
3月1日30,93744,262
4月1日30,70643,927
5月1日24,85735,524
6月3日26,56537,932
7月1日28,45440,681
2024年1月~7月までの基準価額比較
引用:Yahooファイナンス

ただし、長期運用を推奨する筆者としては、「レバレッジ型投資信託」は投機的であるため、楽天ブル・SBIブルはおすすめできません。

大きな利益を期待したいなら、同時に安定的な運用ができる「ヘッジファンド」がおすすめです。

楽天ベアとは?

楽天の「レバレッジ型投資信託」として「楽天日本株3.8倍ベア(通称:楽天ベア)」もあります。

楽天ベアは、日本の株価指数を対象とした先物取引を積極的に活用することで、日々の基準価額の値動きが株式市場の日々の値動きに対して概ね3.8倍程度反対となることを目指して運用をしています。

つまり、株式市場が上昇すると損をし、下落をすると利益となるように設計されている商品です。

楽天ブル掲示板まとめ

今回は株式市場の4.3倍の値動きを目指して運用する「楽天ブル」の掲示板での評判・口コミについて解説していきました。

結論ですが、「楽天ブル」は以下の理由から今後もおすすめできません。

  • ファンド自ら短期運用を推奨している
  • にもかかわらず直近の短期運用の騰落率はマイナス
  • 日経平均株価と比較しても直近1カ月間の騰落率はマイナス

そこで、「楽天ブル」に代わる運用先として、安定運用をしながら高リターンを目指せる「ヘッジファンド」をご紹介しました。

本記事ではおすすめの運用先として「BMキャピタル」と「ハイクア・インターナショナル」の2社をご紹介しましたが、以下の記事ではこの2社以外にも日本のおすすめヘッジファンドをランキング形式でご紹介しています。

ヘッジファンドについての詳しい解説もしていますので、是非ご参考くださいね。

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・アクティビスト
ハイクア
インターナショナル
固定12%500万円面談または
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アクション31%500万円面談・バリュー株
・事業投資
・ファクタリング
・Web3事業
GFマネジメント29%1000万円
*500万〜相談可
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それぞれ期待リターンや投資対象、最低投資額が異なるため、迷うかもしれません。

おすすめは2社以上の気になるヘッジファンドに問い合わせて比較検討すること。

ハイクア社は資料請求のみの問い合わせもOKなので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

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ハイクアインターナショナル
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この記事を書いた人

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