JT株を買ってはいけないのはなぜ?危険な理由と将来性

jt 株 買ってはいけない

「JTの株は買ってはいけない?」

JT株の購入を検討しているけど、将来性への不安から買うべきか悩んでいる方も多いでしょう。

結論から言うと、JTの株はたばこ市場の縮小やESG投資の流行による投資家離れが懸念されることから「買ってはいけない」と言われるため、慎重に検討する必要がある投資先です。

本記事では、以下の点について詳しく解説します。

  • 買ってはいけない理由や落とし穴
  • 事業内容と業績分析
  • 高配当で人気な背景
  • 将来性と投資リスク
  • 代替投資としてのヘッジファンドの魅力
目次

JT株を買ってはいけない理由や落とし穴

JT株を買ってはいけない理由や落とし穴は、次のとおりです。

JT株を買ってはいけない理由や落とし穴

買ってはいけない理由①配当減少リスクが高い

JT株は高配当で人気がありますが、今後も維持できるとは限らない点に注意が必要です。

JT株は高配当銘柄として人気がある一方で、配当が減少するリスクが高まっています。

配当減少リスクが高まっている理由は、以下のとおりです。

配当減少リスクが高まっている理由
  • たばこ事業への依存度が高いため、市場縮小の影響を受けやすい
  • 海外売上高比率が高いため為替変動の影響を受けやすく、円高時に業績が悪化する可能性がある
  • 世界各国でたばこ規制が強化される傾向にあることから将来的な事業リスクがある

実際に、JTは次のとおり2021年12月期に一時的な減配があったため、安定した配当を維持できるか不安視する声があります。

スクロールできます
日付年間配当
(調整後)
年間配当(調整前)
第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期合計
2023年12月期194.0094.00100.00194.00
2022年12月期188.0075.00113.00188.00
2021年12月期140.0065.0075.00140.00
2020年12月期154.0077.0077.00154.00
2019年12月期154.0077.0077.00154.00
2018年12月期150.0075.0075.00150.00
2017年12月期140.0070.0070.00140.00
2016年12月期130.0064.0066.00130.00
2015年12月期118.0054.0064.00118.00
2014年12月期100.0050.0050.00100.00
JTの1株当たり配当金の推移の詳細
引用:JT【2914】:配当情報 – Yahoo!ファイナンス

JT株への投資を検討する際は、高配当かどうかだけではなく配当の持続可能性についても十分に検討する必要があります。

買ってはいけない理由②たばこ市場の縮小による影響が懸念される

JTはたばこ事業が売り上げの9割を占めることから、たばこ市場の縮小による影響が懸念されます。

たばこ市場は、以下の要因によって縮小が進んでいます。

たばこ市場が縮小している要因
  • 健康意識の高まり
  • 喫煙規制の強化
  • たばこ税の引き上げ
  • 代替品(電子たばこ等)の普及

たばこ市場の縮小がJTに与える影響としては、次のような点が考えられます。

たばこ市場の縮小がJTに与える影響
  • 売上高の減少:喫煙者数の減少に伴って売上高が徐々に減少する可能性がある
  • 利益率の低下:競争激化や規制強化によって利益率が圧迫される可能性がある
  • 業績の悪化:新規事業への投資が必要になることにより、一時的に業績が悪化するリスクがある

JTは、たばこ市場の縮小による影響を抑えるため、事業の多角化を進めています。

しかし、JTの売上は依然としてたばこ事業への依存度が高い状況です。

市場縮小が続く中で、JTが安定した業績を維持できるかどうかは不透明と言えるでしょう。

買ってはいけない理由③ESG投資の流行によって投資家が離れる可能性がある

JTの事業はたばこによる健康被害が懸念されるため、近年広がりを見せるESG投資の影響によって今後投資家が離れる可能性があります。

ESG投資とは、投資先の企業を決めるにあたって財務情報だけでなく環境(Environment)や社会(Social)、ガバナンス(Governance)という3つの要素を考慮した投資の手法(考え方)です。

具体的には「企業が環境負荷を軽減する取り組みをしているか」「社会的責任を果たしているか」「適切なガバナンス体制を敷いているか」などの評価に基づいて投資を行うことを指します。

JTをはじめとしたたばこ関連企業は、ESG投資の流行によって投資家が離れる傾向にあります。

ESG投資の流行によってたばこ関連企業から投資家が離れる理由は、次のとおりです。

ESG投資の流行によってたばこ関連企業から投資家が離れる理由
  • たばこ生産による森林破壊、廃棄物問題など環境への悪影響が懸念されるため
  • 健康被害や未成年者への悪影響の恐れなど、社会的問題を抱えているため
  • たばこ事業は利益追求と健康被害への対策の両立が難しいため

これらの理由から、JTは今後以下のようなリスクに直面する可能性が高いといえるでしょう。

ESG投資の流行によって今後JTが直面する可能性が高いリスク
  • 株価の長期的な下落圧力を受けるリスク
  • 資金調達コストが上昇するリスク
  • ブランドイメージが低下するリスク

JTがESG関連の取り組みを強化している一方で、たばこ産業そのものの社会的評価は厳しさを増しています。

実際、2023年8月には日本生命保険がESG対応強化の一環で、たばこ関連銘柄を投資対象から除外すると発表しました。

このように、ESGの観点から適当でないと考えられる銘柄を外す「ネガティブ・スクリーニング」の対象が広がっています。

JT株への投資を行う際は、ESGの流行による将来的な株価下落リスクも考慮しながら、慎重に投資判断を行う必要があります。

JT(日本たばこ産業)の事業内容と業績を解説

JT公式サイト
引用:JTと、ともに | JTウェブサイト

JTの事業内容はたばこ(91.2%)、加工食品(5.4%)、医薬(3.3%)です。

2024年8月、JTは2024年12月期の連結純利益(国際会計基準)の見通しを前期比2%減の4750億円と従来予想から200億円上方修正しました。

ここでは、JT(日本たばこ産業)の事業内容と業績について次の観点で詳しく解説していきます。

たばこ事業が売上の9割を占める

JTはたばこ(91.2%)、加工食品(5.4%)、医薬(3.3%)とたばこ事業が売上の9割を占めます。

2023年度の売上収益構成比は、以下のとおりです。

2023年度の売上収益構成比
引用:JTグループの事業概要 | JTウェブサイト
事業セグメント売上収益構成比
たばこ事業91.2%
加工食品事業5.4%
医薬事業3.3%
その他0.1%
2023年度の売上収益構成比
引用:JTグループの事業概要 | JTウェブサイト

JTの事業構造は、たばこ事業に大きく依存しています。

JTのたばこ事業は市場縮小のリスクに直面しており、利益への影響が懸念されているのです。

今後も安定した業績を保つためには、事業の多角化が急務でしょう。

海外展開戦略と為替リスクへの対応

直近では、アメリカでシェア4位のたばこメーカー大手であるベクター・グループを3780億円で買収したことが話題になっています。

JTは紙巻きたばこ事業の業績上昇への期待が高まる中、為替リスクへの対応が求められています。

JTの為替リスクへの対応方針は、次のとおりです。

為替相場の現状等を総合的に勘案の上、外国為替に係るヘッジ方針を策定し、当方針に基づき、外貨建有利子負債等の保有などを通じたヘッジにより、リスクを低減する。
引用:統計報告書2022 リスクファクター 統合報告書ライブラリー | JTウェブサイト

為替リスクに対するJTの対応方針をまとめると次のとおりです。

為替リスクに対するJTの対応方針
  • 外国為替に係るヘッジ方針の策定
  • 外貨建有利子負債の保有によるヘッジ
  • 為替変動を考慮した価格戦略の実施
  • 地域分散によるリスク軽減

直近の業績と今後の見通し

JTは、海外で紙巻きたばこの値上げが浸透した影響によって8月、2024年12月期の連結純利益(国際会計基準)の見通しを前期比2%減の4750億円と従来予想から200億円上方修正しました。

海外たばこ事業は好調である一方で、医薬事業と加工食品事業はたばこ事業に比べて伸び悩んでいます。

JTの売上収益は、次の図のとおりです。

JTの売上収益
スクロールできます
 2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度
海外たばこ事業13,10913,06220,95124,17425,909
国内たばこ事業6,1155,556
医薬事業885790804829949
加工食品事業1,5861,4931,4721,5551,539
その他事業6125212014
合計21,75620,92623,24826,57828,411
JTの売上収益の詳細
引用:業績・財務ハイライト | JTウェブサイト

JTは、紙巻きたばこは需要の縮小など事業環境が厳しい一方で今後も利益を見込めるとして更なる成長を目指しています。

JTは今後もたばこ事業を主とした経営方針を変えない見通しです。

JTの2024年8月発表の業績予想では、売上収益は増加するものの、利益面では若干の減少が見込まれています。

JTの直近の業績は次のとおりです。

項目2023年度実績2024年度予想
売上収益2兆8,410億円3兆160億円
営業利益6,724億円6,480億円
当期利益4,822億円4,750億円
JTの2023年度実績と2024年度予想を比較

業績予想の理由として次のような要因が考えられます。

2024年度業績予想の要因
  • 海外での紙巻たばこの値上げによる業績向上
  • 為替の円安傾向による増収
  • 原材料価格の上昇による利益率低下
  • 新規事業への投資による業績悪化

JTは引き続きたばこ事業を主軸としながら、新たな成長機会を模索する状況が続くといえるでしょう。

JTがたばこ市場の縮小傾向が続く中でどのように成長していくのかが重要なポイントです。

JTはなぜ人気?高配当の背景を徹底分析

JTは配当利回り5.15%と高配当で人気のある投資先です。

JT株が人気を集めている理由は、次のとおりです。

高配当を実現する仕組みがある

JTの高配当は、主に国内外のたばこ需要などによって得られた潤沢なキャッシュによって実現しています。

JTが高配当を実現可能な理由は次のとおりです。

JTが高配当を実現可能な理由
  • 国内外のたばこ需要によって安定しており、潤沢なキャッシュを確保している
  • 130以上の国と地域での事業展開によるリスク分散で安定した収益を出している
  • 「メビウス」「キャメル」など、強力なブランドを持っている
  • コスト削減と生産性向上によって高い利益率を維持している

JTが高配当を継続できる理由は、高い自己資本比率によって財務健全性を維持しているためです。

JTの自己資本比率は次のとおりです。

 自己資本比率
2023年度52.6%
2022年度54.1%
2021年度48.7%
2020年度46.9%
2019年度48.0%
JTの自己資本比率
引用:業績・財務ハイライト | JTウェブサイト

このように、JTの自己資本比率は50%前後で推移しています。

安定した企業の基準は自己資本比率30%以上であることから、JTは優良企業といえるでしょう。

JTは潤沢なキャッシュがあるため、配当性向が高くなっています。

配当性向とは
当期利益(当期純利益)のうち配当金としてどのくらい支払われているかを百分率で表したもの。税引前当期利益(税引前当期純利益)がベースになることもある。また、配当支払率とも呼ばれる。 配当性向が低いことは、利益処分に余裕があることを示し、内部留保率が高いことを意味する。
引用:配当性向(ハイトウセイコウ)とは? 意味や使い方 – コトバンク

JTの配当性向は、次のとおりです。

JTの配当性向推移
引用:JT【2914】:配当情報 – Yahoo!ファイナンス
年度連結配当性向(%)
2024年度72.5(予想)
2023年度71.4
2022年度75.4
2021年度73.4
2020年度88.1
2019年度78.6
2018年度69.7
2017年度63.9
2016年度55.2
2015年度53.2
2014年度50.1
2013年度40.8
2012年度37.6
JTの配当性向推移詳細
引用:株主還元方針・配当 | JTウェブサイト

一般的に、高配当の基準は30~50%程といわれます。

JTは近年配当性向70%前後と高水準を維持していることから、魅力的な投資先といえるでしょう。

株主還元への姿勢がある

JTには、次のように株主還元への姿勢があります。

JTの株主還元方針
強固な財務基盤を維持しつつ、中長期の利益成長を実現することにより株主還元の向上を目指す

資本市場における競争力のある水準として配当性向75%を目安(±5%程度の範囲内で判断)とする

自己株式の取得は、当該年度における財務状況及び中期的な資金需要等を踏まえて実施の是非を検討
引用:株主還元方針・配当 | JTウェブサイト

この方針に基づいてJTは過去5年間の配当推移を次のように実現してきました。

年度連結配当性向(%)
2023年度71.4
2022年度75.4
2021年度73.4
2020年度88.1
2019年度78.6
JTの配当性向推移
引用:株主還元方針・配当 | JTウェブサイト

このような高水準の株主還元がJT株人気の大きな要因となっています。

株価が順調に推移している

JTの株価は2016年から大幅な下落が見られたものの、2020年以降は順調に推移しています。

JTの株価チャートは、次のとおりです。

JTの株価チャート
引用:JT【2914】:株価チャート – Yahoo!ファイナンス

2020年以降、JTの株価は順調に上昇しています。

JT株の上昇理由は、以下のとおりです。

JT株の上昇理由
  • 業績が安定しているため
  • 高配当を維持しているため
  • 円安によって海外事業の収益が上昇したため
  • NISA(少額投資非課税制度)での人気が高いため
  • インフレ下での防衛的銘柄として評価されているため

JT株は、これらの要因によって個人投資家からの注目を集めています。

しかし、株価の上昇に伴い、配当利回りは相対的に低下しているのも事実です。

JT株の投資判断には、配当だけでなく株価水準も考慮する必要があるといえるでしょう。

JT株の将来性と投資リスク

ここでは、JTの将来性と投資リスクについて次の3点を解説します。

減配リスクがさらに高まるため買ってはいけない

JTが今後も高配当を維持できる確証はないことに加えて、海外展開戦略を掲げていることから減配リスクが高まるといえるでしょう。

JT株の減配リスクが高まっている理由は、以下のとおりです。

JT株の減配リスクが高まっている理由
  • 喫煙人口の減少によって主力事業の成長が鈍化しているため
  • 世界各国でのたばこ規制強化によって事業環境が悪化しているため
  • 事業多角化に向けた投資が短期的な利益を圧迫しているため

これらの理由からJTの減配リスクが高まっているため、今後も高配当が今後も維持できるかどうか不透明であるといえます。

実際に、次のとおり2021年度には一時的な減配を経験していることから、今後も同様の事態が起こる可能性があります。

日付年間配当
(調整後)
2023年12月期194.00
2022年12月期188.00
2021年12月期140.00
2020年12月期154.00
2019年12月期154.00
2018年12月期150.00
2017年12月期140.00
2016年12月期130.00
2015年12月期118.00
2014年12月期100.00
JTの1株当たり配当金の推移

為替変動が業績に与える影響と対策

海外展開戦略を掲げていることから、JTの為替変動が業績に影響するリスクは今後さらに高まるといえるでしょう。

為替変動がJTの業績に与える影響として以下が考えられます。

為替変動がJTの業績に与える影響
  • 円安になった場合、海外売上高の円換算額増加によって増収増益する可能性がある
  • 円高になった場合、海外売上高の円換算額減によって減収減益する可能性がある
  • 外貨建て資産・負債の評価替えにより発生する可能性がある
  • 海外子会社の現地通貨建ての業績が円換算で変動する可能性がある

JTは、このような為替変動リスクに対して以下の対策を示しています。

為替相場の現状等を総合的に勘案の上、外国為替に係るヘッジ方針を策定し、当方針に基づき、外貨建有利子負債等の保有などを通じたヘッジにより、リスクを低減する。
引用:統計報告書2022 リスクファクター 統合報告書ライブラリー | JTウェブサイト

JTは統計報告書のリスクファクターで示した為替変動に対する対応の実行が急務です。

NISAでのJT株人気と今後の展望を分析

JTは高配当で消費者になじみのある銘柄であるため、人気が高いといえます。

JTは、次のとおり新NISA口座での個別株買い付け額ランキングで2位にランクインしています。

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順位銘柄名業種株価騰落率(%)
1日本電信電話(NTT)情報・通信業▲12.4
2日本たばこ産業(JT)たばこ・食品23.2
3三菱UFJフィナンシャル・グループ銀行業35.5
4KDDI情報・通信業▲5.0
5トヨタ自動車輸送用機器27.2
6アステラス製薬医薬品▲6.4
7三菱商事卸売業(商社)40.4
8武田薬品工業医薬品3
9オリエンタルランドテーマパーク運営▲14.2
10日本製鉄鉄鋼5.1
新NISA口座での個別株買い付け額ランキング
引用:新NISA開始から半年 個人投資家はJTなど高配当株に注目 人気トップは12%も下落 – 産経ニュース

NISAでJT株が人気である理由は、以下のとおりです。

NISAでJT株が人気である理由
  • 高配当であるため
  • 身近で消費者になじみのある銘柄であるため
  • 安定性のある長期保有に適した防衛的銘柄として評価されているため
  • たばこ値上げによる増益が期待されているため
  • 円安を活かした海外事業の収益改善を期待されているため

ヘッジファンドで年利10~20%を狙うのもおすすめ

JTなどの高配当株を検討している方には、年間10~20%の利回りが期待できるヘッジファンドもおすすめです。

JT株への投資は、減配や為替変動とさまざまなリスクを考慮する必要があります。

それに対して、ヘッジファンドはプロに運用を任せることで、下落相場でも高利回りを狙えます

ヘッジファンドは、高いリターンを目指しながらリスク管理も行う投資手法です。

ここでは、以下のおすすめヘッジファンドについて詳しく解説します。

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期待年利最低投資額問い合わせ投資手法・対象
BMキャピタル10%1000万面談・バリュー株
・アクティビスト
ハイクア
インターナショナル
12%(固定)500万面談または
資料請求
新興国企業融資
アクション31%〜500万面談・バリュー株
・事業投資
・ファクタリング
・Web3事業
GF29%〜1000万
*500万~相談可
面談大型日本株
おすすめヘッジファンド4選

BMキャピタル|期待利回り10%超

BMキャピタル
引用:BMキャピタル
運用会社ビーエムキャピタル合同会社(BM CAPITAL LLC)
代表者森山武利(たけとし)
本社所在地東京都港区六本木7-18-1
運用歴10年以上
平均利回り年利10%
最低投資額1,000万円
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法・バリュー株投資
・アクティビスト投資
・イベントドリブン戦略
主な投資先日本株
ロックアップ期間3ヶ月
公式サイトBMキャピタル
BMキャピタルの概要

BMキャピタルは2013年に設立された老舗ヘッジファンドです。

主な投資先は日本のバリュー株。

バリュー株とは、何かしらの理由で本来の企業価値より株価が割安になっている銘柄を指します。

バリュー株投資とは
引用:SBI証券

企業が再評価され、投資家による見直し買いなどによって株価が適正な価格に戻ることで、その差益が利益になる手法を「バリュー株投資」と言い、BMキャピタルではこれをメインの投資手法としているのです。

まず、株式が割高なのか・適正価格なのか・割安なのかを見分けるのは個人投資家には判断が難しいもの。

企業の業績に加え、PER(株価収益率)、BPR(株価純資産倍率)、ROE(自己資本利益率)などの指標から、数値がどれほど低いのか(または高いのか)で銘柄をスクリーニングしなくてはならず、これら分析には豊富な知識と経験が必要となるのです。

また、バリュー株を適切に保有したとしても、個人投資家の場合は株式保有数に限りがあるため企業への積極的な発言は難しく、ただ値上がりを待つしか術はないでしょう。

しかしBMキャピタルでは、バリュー株を大量保有して大株主になることで「アクティビティスト」として企業への積極的な働きかけが可能となるため、より効果的な値上がりを期待することが可能となります。

さらに、イベントドリブン戦略(簡単に言うと、企業の経営に影響を与える合併・買収・新商品開発といった重要なイベントが発生した時に生じる株価の変動を収益機会ととらえて投資をすること)を兼ね合わせることで更なる収益獲得の機会を得ます。

加えてヘッジファンドの運用形態上、BMキャピタル「ショートポジション(空売り)」も取れますので、下落相場でも利益獲得を目指すことが可能。

  • バリュー株投資
  • アクティビティスト投資
  • イベントドリブン戦略
  • ショートポジション(空売り)

上記4つの戦略と手法を組み合わせて運用ができることが強みのBMキャピタルでは、平均年利10%以上運用開始以来マイナスの年ゼロの偉業を成し遂げることができるのです。

BMキャピタルの運用の強さについて、より詳細を聞きたい方は以下の公式サイトから面談の申し込みをどうぞ。

担当者が直接、過去の実績や資料などと共に詳しく教えてくれますよ!

ハイクアインターナショナル|期待利回り12%(固定)

運用会社ハイクアインターナショナル合同会社
代表社員梁秀徹
本社所在地〒581-0016 大阪府八尾市八尾木北1-44
運用歴1年
利回り年間12%(固定)
最低投資額500万円
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法SAKUKO VIETNAMへの事業融資
公式サイトハイクアインターナショナル
ハイクアインターナショナルの概要

ハイクア・インターナショナル(以下、ハイクア)では、関連会社「サクコベトナム(以下、サクコ)」への事業融資を行うことで収益獲得を目指します。

詳しいスキームは以下の通りです。

投資家はハイクアへ社員権を購入する形でハイクアへ出資をします。

ハイクアは関連会社でベトナム企業であるサクコに事業融資を実施。

融資を受けているサクコはハイクアに対して貸付金利息を支払いますが、その貸付金利息の一部が配当金として投資家に配当される仕組みです。

配当は1年に4回3%ずつ、合計12%(固定)となります。

一般的に株式の配当利回りは3~4%程度と言われていますから、毎年固定で12%のリターンが確約されているのは投資家としては非常にうれしいところです。

ここで気になってくるのはサクコの企業情報と業績でしょう。業績が良くないと融資は貸付金利息を支払えませんからね。

サクコの代表はハイクアの代表 梁 秀徹(ヤンスチョル)氏が兼任しています。

ハイクアの公式サイトによると、サクコはベトナムで2011年に設立され、日系ホテル、日本製品を販売するショップ、日本でも人気のスイーツ店を合計56店舗保有。

今後も様々な事業展開を予定しており、規模としては「大企業」と言っても過言ではなさそうです。

また、Googleなどで「サクコベトナム」「Sakuko Vietnam」と調べてみても、同社の製品などを評価するブログや代表ヤン氏のインタビューなども見られますし、同氏が運営するYouTubeでは企業としての成長やベトナム市場の変化などをチェックすることが可能。

引用:海外ビジネスのヤン会長

わざわざベトナムまで行かなくても、インターネット上で現地や旅行に来た日本人だけでなくベトナム人からも愛されている様子が見れて、企業としての信頼度も担保できるでしょう。

ハイクアへの最低投資額は500万円~と低額からの投資が可能な点もうれしいところ。

「安定的にリターンを獲得したい」「新興国にも分散投資をしたい」と言う方は、是非ハイクア・インターナショナルをご検討下さい。

ハイクアでは資料請求のみの問い合わせも受け付けているとのことですから、まずは資料でハイクアやサクコのことを知りたい!という方も、お気軽にお問い合わせしてみてくださいね!

アクション|期待年利31%

運用会社アクション合同会社
代表者古橋弘光
本社所在地〒105-0001 東京都港区虎ノ門5丁目13−1 虎ノ門40MTビル 7階
運用歴1年
平均利回り過去4年平均31%
最低投資額500万円
運用手法・アクティビスト投資
・バリュー株投資
主な投資先日本株
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトアクション
アクション合同会社の概要

アクション合同会社は、2023設立の新興ヘッジファンドです。

トレイダーズインベストメント株式会社の元代表取締役である古橋 弘光氏が代表を務めます。

過去4年平均利回りはなんと31%で、投資家からの期待度も高いヘッジファンドです。

アクション合同会社の特徴
  • 平均年利31%の実績(直近4年)
  • 2023年は50.68%
  • 株式や債券に留まらないポートフォリオ戦略
  • 最低投資額は500万円~

2023年は50.68%という驚異的な実績を残しています。

スクロールできます
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年利回り
2020-0.03-0.740.890.8911.09-0.093.392.892.11.944.7318.16%
20214.056.385.162.892.731.833.654.392.681.7413.190.8749.58%
20221.121.892.922.692.93.073.013.062.413.063.05-0.4428.74%
20233.12.852.82.6532.952.42.552.72.352.73-50.68%
過去4年の運用パフォーマンス

アクションは株式や債券のほか、Web3事業や事業投資、ファクタリングやESGファンドへの投資などさまざまな対象に分散投資しています。

過去の投資実績 - Action合同会社

アクション社への出資に向いている人は以下の特徴にあてはまる人です。

アクション社への出資に向いている人
  • 中・長期の投資を考えている人
  • ダイナミックな投資をしたい人
  • 新しいヘッジファンドの力強さに期待をしたい人
  • 透明性の高いヘッジファンドで投資をしたい人
  • 500万円以上の余裕資金がある人

詳しい投資事例や今後の方針については無料の面談で聞くことができますので、まずは公式サイトから問い合わせてみてください。

GFマネジメント|大型日本株で年利29%

GFマネジメント
運用会社GF Management合同会社
代表者田尻 光太朗
本社所在地東京都千代田区麹町4丁目5-20
運用歴1年
平均利回り年平均29%
※ファンドマネージャーの運用成績
最低投資額1,000万円
※500万円から相談可能
運用手法大型日本株でポートフォリオを形成
主な投資先大型日本株
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトGFマネジメント
GFマネジメントの概要

GFマネジメント合同会社は、ハイリターンを期待できる新興ヘッジファンドです。

GFマネジメントの特徴
  • 平均年利29%の実績
  • 直近5年の成長率は277%
  • 500万円~投資相談可能
  • 運用レポートは月1回発行

所在地は日本にあり、代表者も日本人、正真正銘の日本産ヘッジファンドです。

ヘッジファンドと言うと外国籍の会社を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、GFマネジメントは日本語でやりとりができます。

GFマネジメントの魅力として、高利回りである点が挙げられます。

GFマネジメントの投資家募集は2023年からですが、ファンドマネージャーによる運用はそれ以前から始まっており、平均年利29%、5年で277%という驚異的なパフォーマンスを発揮しています。

採用している投資戦略の過去5年の平均利回りは29%になっています。

これはS&P500など利回りの良い株式指数を遥かに凌ぐ数字です。

単純計算で1,000万円が3,770万円になる成長率です。

敏腕営業マンの田尻光太朗氏が設立、モルガンスタンレー出身のエリート金融マンがファンドマネージャーを務めています。

GFマネジメントは日本の大型株に注目したJ-Prime戦略を採用し、上記のような実績を残してきました。

面談では、具体的な投資事例や詳しい戦略、今後の方針を聞くことができます。

面談は無料でできますので、まずは公式サイトの問い合わせ窓口から予約をしてみてはいかがでしょうか。

JT株は買ってはいけないに関するよくある質問

最後によくある質問に回答します。

JTの配当金は100株でいくらになる?

JT株を100株購入した場合の配当金は、19,400円です。

項目金額
1株当たり配当金
(2024年予想)
194円
100株の年間配当金19,400円

※会社予想による2024年12月の1株当たりの配当金(194.00円)で計算した場合

JTは短期保有目的で買ってはいけない銘柄?

JT株は数年単位で株価が上昇傾向にあるため、4年以上10年以内中期で保有することが望ましいといえます。

引用:JT【2914】:株価チャート – Yahoo!ファイナンス

JT株を短期保有する際に注意したいポイントをまとめると、以下のとおりです。

JT株を短期保有する際に注意したいポイント
  • JT株は配当狙いの短期保有に向いていない
  • 値上がり益狙いの短期保有にはリスクが伴う
  • 推奨保有期間は4年以上10年以内
買ってはいけない高配当株の見分け方は?

買ってはいけない高配当株の見分け方は、次のとおりです。

買ってはいけない高配当株の見分け方
  • 配当利回りが10%以上など極端に高い
  • 業績の急激な悪化傾向がある
  • 業績改善を伴わない大幅増配が行われている
  • 配当性向が100%を超える、または急上昇している
  • 自己資本の額が配当によって急激に減少している
高配当銘柄ランキングを知りたい

2024年10月時点での高配当銘柄ランキングは、以下のとおりです。

順位銘柄名配当利回り
1位ダイドー11.72%
2位パワーファス10.00%
3位ガイアックス8.81%
4位セプテニHD6.92%
5位ロゴスHD6.57%
6位高島6.51%
7位アルマード6.39%
8位新家工6.38%
9位UNITED6.35%
10位日産自6.29%
高配当銘柄ランキング

まとめ:JT株は買ってはいけない

JT株を買ってはいけない理由について詳しく解説しました。

JT株を買ってはいけない理由は以下のとおりです。

JT株を買ってはいけない理由
  • 配当減少リスクが高い
  • たばこ市場の縮小による影響が懸念される
  • ESG投資の流行によって投資家が離れる可能性がある

結論から言うと、たばこ市場の縮小やESG投資の流行による投資家離れが懸念されるため、JT株は買ってはいけないといえるでしょう。

投資判断の際は、企業の将来性や財務状況を総合的に分析することが重要です。

JT株の代わりの投資先としてヘッジファンドなどへの分散投資も検討してみてはいかがでしょうか。

低リスクで年利10%以上を狙うならヘッジファンド

ヘッジファンドとは

しっかりリスクヘッジしながら高い利回りを狙うなら、ヘッジファンドへの投資がおすすめです。

以下は500万円〜投資可能な日本国内のおすすめヘッジファンド。

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期待年利最低投資額問い合わせ投資手法・対象
BMキャピタル10%1000万円面談・バリュー株
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ハイクア
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固定12%500万円面談または
資料請求
新興国企業への融資
アクション31%500万円面談・バリュー株
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国内おすすめヘッジファンド4選

それぞれ期待リターンや投資対象、最低投資額が異なるため、迷うかもしれません。

おすすめは2社以上の気になるヘッジファンドに問い合わせて比較検討すること。

ハイクア社は資料請求のみの問い合わせもOKなので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

BMキャピタル
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