年利10パーセントはありえない?実際の難易度と利回り10%を狙えるポートフォリオとは

「年利10パーセントの難易度は?」

「超低金利時代」が続く日本の銀行の普通預金の金利は0.001パーセントで、定期預金でも0.002パーセント。

そんな中「年利10パーセント」が期待できる運用先と聞くと、ありえないのでは?と疑う方も多いかもしれません。

しかし以下のように、年利10%を狙える資産運用先は存在します。

本記事では年利10パーセントの資産運用の難易度について徹底検証。

投資初心者でも年利10パーセントの利回りが期待できる運用先や複利効果を考慮した運用シミュレーション、運用に関する注意点について解説します。

目次

投資で年利10パーセントの資産運用は可能なのか?

投資で年利10%パーセントの資産運用は可能なのかについて検証していきます。

投資のリスクとリターンは比例する

投資ではリスクとリターンが比例すると言われています。

一般的には「元本保証」「元本確保」の金融商品である銀行の預貯金や債券は低リスク・低リターン、反対にFXや暗号資産は高リスク・高リターンな運用先となる傾向にあります。

では、年利10パーセントが期待できる運用先は「低リスク・低リターン」と「高リスク・高リターン」のどちらに該当するのでしょうか?

次に続きます。

全世界株式指数の平均年利は6%〜7%

年利10パーセントが期待できる運用先は、「低リスク・低リターン」と「高リスク・高リターン」のどちらに該当するのかを検証するために、全世界株主に20年・30年投資をした場合の1年あたりの平均利回りを比較したデータを見てみます。

(引用:投資信託ガイドー初心者向けに徹底解説!
20年30年
平均リターン6.30%7.30%
最大リターン9.18%7.99%
最小リターン3.53%6.13%

その結果、全世界株主に20年投資した場合の1年あたりの平均リターンは6.30%、30年投資した場合は7.30%となり、より長い間運用をした時の方が1%もリターン率が高いことが分かります。

年利10パーセントは可能かつ理想のライン

投資の世界で年利の制限はありませんから、年利10パーセントの運用は当然可能となります。

先ほどのデータから、全世界株主に20年投資した場合と30年投資した場合の1年あたりの平均リターンはそれぞれ6.30%と7.30%になることが分かりましたが、「年利10パーセント」という利率は決して高すぎず低すぎず、長期投資を前提にリスク管理をしっかりとできている運用先があるのであれば理想のラインであるといえるでしょう。

投資初心者は年利5-9パーセントが現実的

ただし、年利10パーセントの利回りを狙える資産運用先を探すには以下のような点に注意して運用先を見極める必要があるため、投資初心者がいきなり年利10パーセントを目指すには少し難易度が高めとも言えます。

見極めポイント
  • 積極的に利益を得る機会があるのか
  • 同時にリスク管理を徹底しているのか
  • 高利回りの謳い文句で出資者を募っている詐欺業者ではないか など

そのため投資初心者の場合は、株式投資やインデックスタイプの投資信託の市場平均と同程度の年利5-9%を狙うのが現実的と言えるでしょう。

次の章では、年利1-10パーセントが狙える資産運用先6選をご紹介します。

年利1-10パーセントを狙える資産運用先6選

先ほどの章では、年利10パーセントでの資産運用は理想のラインであり、投資初心者には年利5~9パーセントが現実的であると結論づけました。

そこでこの章では、年利1-10パーセントの利回りが狙える資産運用先をご紹介します。

運用先期待年利
ヘッジファンド10-20パーセント
投資信託3-8パーセント
REIT(リート)2-6パーセント
ソーシャルレンディング3-6パーセント
ロボアドバイザー1-10パーセント
ETF3-8パーセント

ヘッジファンドについては年利10パーセント以上が狙えるものの、投資初心者でも関係なく10パーセントが目指せるおすすめの運用先ですので是非お見逃しなく。

ヘッジファンド|期待年利10-20パーセント

ヘッジファンドとは
運用先ヘッジファンド
期待年利10-20パーセント
特徴・プロに運用を任せられる
・下落相場にも強い
・状況によって分散投資をしてくれる
・投資家の人数制限があり最低投資額が1000万円~と高額
・手数料が高額
向いている人・投資初心者の人
・1000万円以上のまとまった資金のある人
・長期的に運用ができる人
・安定的に利益を得たい人

ヘッジファンドは「お金持ちだけが参加できる投資信託」のようなもの。投資最低額は500万〜1000万円ですが、貯金が3000万円以上あれば余裕を持って投資できるでしょう。

投資信託との違いは以下の通り。

比較項目ヘッジファンド投資信託
募集方法私募公募
人数制限最大499なし
購入先投資会社
ヘッジファンド
銀行/証券会社
/郵便局
投資対象株式/債券/金
/先物など様々
株式が中心
投資手法あらゆる手法ロング(買い)中心
利益目標絶対利益相対利益
想定利回り10~20%3~8%
手数料投資信託より高いヘッジファンドより安い
ヘッジファンドと投資信託の違い

ヘッジファンドの最大のメリットは、10%以上という高い利回り。これほど高い利回りを狙える理由は次の通りです。

  • 私募形式なので金融庁の規制を受けず、投資手法の自由度が高い
  • アクティビスト・アービトラージなどあらゆる手法で利益追求する
  • 下落相場でもショートなどで利益を目指す
  • 株式以外にも債券や金など投資対象が多くリスク分散できる
  • 投資のプロ中のプロの人達が運用している

下落相場でも利益を狙えるのは大きいですよね。ヘッジファンドの中には、コロナショックの下落相場ですら利益を出した会社もあります。

先述のシミュレーション解説でもお伝えしましたが、「年利10%・13年運用」なら億り人達成です。

しかしヘッジファンドといえども10年以上も利回り10%を継続するのは簡単ではありません。

しかし長期運用すれば、他の投資先より高い利回りが期待できます。

筆者おすすめのヘッジファンドは次の4社で、どちらも手堅く運用できる投資先です。

スクロールできます
期待年利最低投資額問い合わせ投資手法・対象
BMキャピタル10%1000万面談・バリュー株
・アクティビスト
ハイクア
インターナショナル
12%(固定)500万面談または
資料請求
新興国企業融資
アクション31%〜500万面談・バリュー株
・事業投資
・ファクタリング
・Web3事業
GF29%〜1000万
*500万~相談可
面談大型日本株
おすすめヘッジファンド4選

以下の章で詳しく解説します。

BMキャピタル

BMキャピタル
運用会社ビーエムキャピタル合同会社(BM CAPITAL LLC)
代表者森山武利(たけとし)
本社所在地東京都港区六本木7-18-1
運用歴10年以上
平均利回り年利10%
最低投資額1,000万円
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法・バリュー株投資
・アクティビスト投資
・イベントドリブン戦略
主な投資先日本株
ロックアップ期間3ヶ月
公式サイトBMキャピタル
BMキャピタルの概要

BMキャピタルは、リスクを抑えた運用が特徴的なヘッジファンドです。

BMキャピタルの特徴
  • 過去マイナス年ゼロ
  • 年間利回り10%以上の成績
  • 2013年設立のファンド
  • 自社運用で透明性がある

BMキャピタルは設立以来マイナスを出した年がなく年間平均利回り10%以上の成績を出しているヘッジファンドです。

一般的な投資信託と比較してより高度な運用戦略を用いているため、安定したリターンが期待できます。

リスクを抑えながら長期的に資産を積み上げていきたい方に合った投資先といえるでしょう。

決算は四半期に一回で、配当を受け取るか、配当を再投資するか選ぶことができます。

面談は無料で、過去の運用実績などの詳しい情報を聞くことができます。

ハイクアインターナショナル

ハイクアインターナショナル
運用会社ハイクアインターナショナル合同会社
代表社員梁秀徹
本社所在地〒581-0016 大阪府八尾市八尾木北1-44
運用歴1年
利回り年間12%(固定)
最低投資額500万円
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
運用手法SAKUKO VIETNAMへの事業融資
公式サイトハイクアインターナショナル
ハイクアインターナショナルの概要

ハイクアインターナショナル(以下「ハイクア社」)は、梁秀徹氏が会長を務めるベトナムの日系企業SAKUKO VIETNAM(以下「SAKUKO社」)に事業融資を行い、その利息収入から投資家へ高利回りの配当を実現するファンドです。

SAKUKO社は年商30億円を売り上げ、ベトナムのUPCOM市場に上場を予定していますが、更なる成長を目指し事業投資を加速させています。また、ベトナムは金利が高い状況があるため、金融機関の貸付金利も日本よりかなり高額です。

そんなSAKUKO社のビジネス基盤と成長性、そしてベトナムの経済状況があるからこそ、年利12%という高い配当利回りを実現しているのです。

年利12%という利回りは、約6年で投資した資産が2倍になる計算となります。他のファンドと違いSAKUKO社の事業収益から直接利息が支払われるため、株価変動や売却タイミングを考慮する必要がなく、リターンの確実性が高いのも魅力です。

透明性の面でも、SAKUKO社の会長であり、ハイクアインターナショナル代表の梁秀徹氏の活動はYouTubeやメディアを通じて公開されており、事業の実態を確認しやすい環境が整っています。さらに、投資家向けには年1回の事業報告会が開催され、無料面談や資料請求を通じて詳細な情報を得ることも可能。

資産を安定的に増やしたいのであれば、まずはハイクア社に無料資料請求か無料の投資面談を申し込んでみてはいかがでしょうか。

アクション

運用会社アクション合同会社
代表者古橋弘光
本社所在地〒105-0001 東京都港区虎ノ門5丁目13−1 虎ノ門40MTビル 7階
運用歴1年
平均利回り過去4年平均31%
最低投資額500万円
運用手法・アクティビスト投資
・バリュー株投資
主な投資先日本株
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトアクション
アクション合同会社の概要

アクション合同会社は、2023設立の新興ヘッジファンドです。

トレイダーズインベストメント株式会社の元代表取締役である古橋 弘光氏が代表を務めます。

過去4年平均利回りはなんと31%で、投資家からの期待度も高いヘッジファンドです。

アクション合同会社の特徴
  • 平均年利31%の実績(直近4年)
  • 2023年は50.68%
  • 株式や債券に留まらないポートフォリオ戦略
  • 最低投資額は500万円~

2023年は50.68%という驚異的な実績を残しています。

スクロールできます
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年利回り
2020-0.03-0.740.890.8911.09-0.093.392.892.11.944.7318.16%
20214.056.385.162.892.731.833.654.392.681.7413.190.8749.58%
20221.121.892.922.692.93.073.013.062.413.063.05-0.4428.74%
20233.12.852.82.6532.952.42.552.72.352.73-50.68%
過去4年の運用パフォーマンス

アクションは株式や債券のほか、Web3事業や事業投資、ファクタリングやESGファンドへの投資などさまざまな対象に分散投資しています。

過去の投資実績 - Action合同会社

アクション社への出資に向いている人は以下の特徴にあてはまる人です。

アクション社への出資に向いている人
  • 中・長期の投資を考えている人
  • ダイナミックな投資をしたい人
  • 新しいヘッジファンドの力強さに期待をしたい人
  • 透明性の高いヘッジファンドで投資をしたい人
  • 500万円以上の余裕資金がある人

詳しい投資事例や今後の方針については無料の面談で聞くことができますので、まずは公式サイトから問い合わせてみてください。

GFマネジメント

GFマネジメント
運用会社GF Management合同会社
代表者田尻 光太朗
本社所在地東京都千代田区麹町4丁目5-20
運用歴1年
平均利回り年平均29%
※ファンドマネージャーの運用成績
最低投資額1,000万円
※500万円から相談可能
運用手法大型日本株でポートフォリオを形成
主な投資先大型日本株
資料請求・相談無料
面談の形式オンラインまたは対面
公式サイトGFマネジメント
GFマネジメントの概要

GFマネジメントは2023年設立の日本の新興ヘッジファンドです。

敏腕営業マンの田尻光太朗氏が設立、モルガンスタンレー出身のエリート金融マンがファンドマネージャーを務めています。

GFマネジメントの特徴
  • 平均年利29%の実績
  • 直近5年の成長率は277%
  • 500万円~投資相談可能
  • 運用レポートは月1回発行

GFマネジメントの投資家募集は2023年からですが、ファンドマネージャーによる運用はそれ以前から始まっており、平均年利29%、5年で277%という驚異的なパフォーマンスを発揮しています。単純計算で1,000万円が3,770万円になる成長率です。

GFマネジメントは日本の大型株に注目したJ-Prime戦略を採用し、上記のような実績を残してきました。

具体的な投資事例や詳しい戦略、今後の方針は無料の面談で聞くことができますので、まずは問い合わせてみてください。

ヘッジファンドへの投資には500万〜1000万円以上のまとまった資金が必要になります。

大切な資金を預けるわけですからじっくり検討してから出資したいですよね。

運用の相談は無料ですので、複数のヘッジファンドに問い合わせてから比較検討することをおすすめします。

ぜひ公式サイトから問い合わせてみてください。

上記4社以外のヘッジファンドは以下の記事で紹介しています。

投資信託|期待年利3-8パーセント

運用先投資信託
期待年利3-8パーセント
特徴・プロに運用を任せられる
・最低投資額が100円~と低額
・馴染みのある証券会社や銀行で購入が可能
・下落相場では利益を上げづらい
・運用成績の良し悪しに関わらず毎日手数料が徴収される
向いている人・投資初心者の人
・少額から資産運用を始めたい人
・長期的に運用ができる人

投資信託もヘッジファンド同様に、投資家から集めた資金を運用のプロである「ファンドマネージャー」が運用を代行。ファンドマネージャーが運用で得た利益を投資家に配当金として還元する仕組みです。

投資信託では「公募形式」でSBI証券や楽天証券、三井住友銀行や三菱UFJ銀行などの馴染みのある証券会社や銀行を通じて不特定多数の投資家を募ります。投資家一人ひとりが負担するべき最低投資額は100円~と低額なので、手軽に運用を始めることが可能です。

ただしその代わりに、公募形式で運用する投資信託は金融庁の規制を受け、ヘッジファンドのように下落相場でも利益を狙えるような高度な投資戦略の使用は禁止されています。

また投資信託では1つのファンドで「株式」「債券」「不動産」など関連した銘柄に分散投資をすることは可能ですが、ヘッジファンドのようにテーマを超えての分散投資は不可。さらには投資信託の8-9割が「インデックスファンド」であるため、指標の数値が下がるとそれに連動してファンドの運用成績もマイナスになる傾向に。

インデックスファンドとは

投資信託には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類があります。

インデックスファンドはTOPIXや日経平均株価などの指数に連動することを目標に運用をしますが、アクティブファンドでは指数を上回ることを目標に運用をします。

ヘッジファンドでは可能だった「高度な投資戦略の駆使」「国内外の多様な資産クラスへの分散投資」が投資信託では規制される上に、市場がマイナスになる局面ではファンドの成績もマイナスになってしまうため、期待年利は3-8%とやや低めとなってしまいます。

とは言え、少額から様々な資産クラスをテーマとするファンドへの分散投資が可能な点はやはり投資信託の魅力です。年利3-8%は狙える運用先ですから、投資信託を通して様々なファンドを組み合わせて分散投資をしても良いですね。

REIT(リート)|期待年利2-6パーセント

運用先REIT(リート)
期待年利2-6パーセント
特徴・数十万円程度の少額から投資ができる
・不動産の管理・運用を運用会社に任せられる
・定期的に分配金を得られる
・証券取引所に上場しているのでいつでも売買が可能
・融資を受けることはできない
・複利運用はできない
向いている人・管理・維持費用などのコストを抑えて不動産投資をしたい人
・少額から不動産投資を始めたい人
・不動産管理に時間を割けられない人
・定期的に分配金を得たい人

REIT(リート)は、投資家から集めた資金でリートを運営する不動産投資会社が不動産投資を行い、賃料や売却益から得られた利益を投資家に配当する仕組みです。

不動産投資会社が様々な不動産への分散投資を行ってくれるので空室リスクが低く、安定的に賃貸収入を得られるので投資家への分配金利回りも2-6%と安定的。またREITは証券取引所に上場しているので、株式と同じように取引時間内であれば値動きを見ていつでも売買をすることが可能。現金をすぐに確保することができる点もREITの特徴の一つです。

ただし、現物不動産投資では融資を受けれることで、自己資金以上の商品に投資をして大きな利益を得ることが可能ですが、REITでは融資を受けれないため利益は自己資金の範囲内にとどまります。融資を受けるとその分リスクが上がりますので、融資を受けれないREITはその分リスクが軽減されますが、現物不動産投資のように大きな利益を期待できないという点を知っておく必要があります。

また資産運用には「複利運用」と「単利運用」があります。「複利運用」では、資産運用で得た利益を元本に追加をしてさらに運用をすることで元本額が大きくなり、雪だるま方式に利息が利息を生む効果のことを指します。反対に「単利運用」では資産運用で得た利益は元本に追加せずにそのまま受け取り、元本は当初の額のまま運用をすることを指します。

資産運用では複利運用を行うことで、効果的に利益獲得を目指すことが推奨されていますが、REITではこの複利運用を行うことができません。定期的に分配金を得られる点は一見メリットではありますが、長期的な運用を目的としていて、複利運用の効果を期待している方にとってはこれはデメリットと言えるでしょう。

ただし、投資の基本でもある「分散投資」をする上では不動産投資も取り入れたいところですが、現物不動産投資では管理費用や維持費用などのコストがかかる上に、物件管理をする手間と時間が必要に。しかしREITであればこれらを省いて少額からでも投資が可能になるので、現物不動産投資には手を出しづらいけど分散投資としてポートフォリオに不動産投資を取り入れたいという方にREITは最適な運用先です。

ソーシャルレンディング|期待年利3-6パーセント

運用先ソーシャルレンディング
期待年利3-6パーセント
特徴・1万円程度の少額から「お金を貸すだけ」で資産運用ができる
・日本での歴史は浅くリスクが高め
・2-3年は途中解約ができない
向いている人・短期間で利益を得たい人
・手間をかけずに資産運用をしたい人

ソーシャルレンディングは、投資家がソーシャルレンディング業者を通じてお金を借りたい企業に対してお金を貸すことで貸付利子として配当金を得られ、また運用期間が終了すると元本が戻ってくるという仕組みです。

ソーシャルレンディングでは1万円程度の少額からの出資が可能で、簡単に言うと「お金を貸すだけで利益を得られる」資産運用先なので、株式や債券などの他の運用先とは異なり値動きをチェックする手間がかかりません。期待できる年利は3-6%と比較的高めで、案件によっては配当利回りが10%を超えるものも多く近年人気の運用先となっています。

ただし、ソーシャルレンディングには以下のようなリスクがあります。

ソーシャルレンディングのリスク
  • 貸付先の貸し倒れリスク
  • 貸付先の返済遅延リスク
  • 途中解約ができない など

加えて日本でのソーシャルレンディングの歴史は10年ほどと浅く、これらリスクに対応できる法律もまだまだ進化の過程にあるというのが現状です。不正な運用を行っていたソーシャルレンディング業者の場合は行政処分の対象となり、倒産となってしまうリスクもあります。

貸付先の貸し倒れや返済遅延などに対しては、ソーシャルレンディング業者が仲介となり、出資額の一部または全額を回収できる可能性もありますが、ソーシャルレンディング業者自体が倒産となってしまった場合は元本を回収できず、大きな損失となる可能性も。

ソーシャルレンディングでの運用を検討される場合は、

  • 第二種金融商品取引業の登録がある業者を選ぶ
  • 運用歴が長い業者を選ぶ
  • 担保の設定がある業者を選ぶ
  • 過去の行政処分の内容をチェックする など

上記の点に注意して業者選びを行いましょう。

またソーシャルレンディングでは1万円からと少額投資が可能なので、複数のソーシャルレンディング業者を通じてまずは少額出資を行い、運用が軌道に乗ったら高額出資をするなどリスクをできるだけ回避できるような運用を検討すると良いですね。

ロボアドバイザー|期待年利1-10パーセント

運用先ロボアドバイザー
期待年利1-10パーセント
特徴・投資先の選定から運用まですべてAI(人工知能)が行う
・投資の知識が必要ない
・1000円~1万円程度の少額から利用できる
・手数料が高額
向いている人・運用の手間を省きたい人
・投資に関する知識に自信のない人
・投資初心者の人

ロボアドバイザーはAI(人工知能)が投資家一人ひとりに合った運用先を客観的に判断し、感情に左右されることなく投資先の選定から運用まですべて行ってくれるサービスです。

ロボアドバイザーには「アドバイス型」と「投資一任型」の2種類があり、アドバイス型ではWEB上で資産運用に関する簡単な質問に答え、投資家に合った運用先を無料で紹介してくれます。投資一任型は投資家に紹介した運用先で実際に運用まで行ってくれる有料のサービスです。

投資一任型では高額な手数料を支払う代わりに、AIが運用を行ってくれますので、お仕事や育児で忙しい方にも最適な運用先でしょう。

リスクの許容範囲によってはロボアドバイザーで年利10パーセントも期待できますから、運用を始める前にはご自身のリスク許容範囲もじっくりと検討する必要がありそうです。

ロボアドバイザーの提供会社は複数存在しますが、特徴・手数料率・利回りなどは比較サイトなどをチェックして特徴を掴むと良いでしょう。

ETF|期待年利3-8パーセント

運用先ETF
期待年利3-8パーセント
特徴・プロに運用を任せられる
・好きな時に売買できる
・「売却益」や「配当金」から利益を期待できる
・配当金は自動で再投資されない
・自動で積立買付ができない
向いている人・運用はプロに任せて売買は自分の好きな時に行いたい人
・定期的に配当金を受け取りたい人

ETFは厳密には投資信託の一種ですが、証券取引所に上場しているため、取引所の時間内であれば値動きを見ていつでも売買が可能です。

投資信託ですから運用はファンドマネージャーに任せられますが、株式投資のように自由に売買ができますので、「投資信託と株式投資のいいとこどり」の運用先とも言えます。

ETFでは株価指数が上昇した時に売却することで得られる「売却益」と、定期的に支払われる「分配金」から利益を得ることが可能ですが、特に高配当が期待できるETFもありますので、定期的に収入を得ることを目標として高配当ETFに出資すると良いでしょう。

以下はみんかぶに掲載の国内・外国の高配当ETFランキング上位5位です。

国内ETF

スクロールできます
順位銘柄名配当利回り最低買付金額
1グローバルX クリーンテック-日本株式 ETF4.14%1,592円
2グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF3.76%2,716円
3NEXT FUNDS エネルギー資源(TOPIX-17)上場投信3.5%22,400円
4NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信3.46%2,249円
5グローバルX メタルビジネス-日本株式 ETF3.45%1,735円
(引用:みんかぶ

外国ETF

スクロールできます
順位銘柄名配当利回り基準価額(ドル)
1グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF9.91%1,180円
2グローバルX S&P500・カバード・コール ETF8.14%1,068円
3グローバルX 米国優先証券 ETF5.40%1,037円
4グローバルX スーパーディビィデンド-US ETF4.91%1,181円
5NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信4.87%20,780円
(引用:みんかぶ

外国ETFでは国内ETFよりも高い分配利回りを期待できますが、為替手数料や為替リスクが発生する可能性もあるので注意が必要です。

また、配当金は自動で再投資されず、自動で積立買付もできないため、長期運用をして複利運用の効果を期待している方にとってはデメリットとなりますが、定期的に配当金を得たい方には最適な運用先と言えるでしょう。

年利10パーセントだと10年・20年でどれくらい増える?複利計算シミュレーション

ではここで、年利10パーセントで10年・20年資産運用した場合、資産はどのくらいに増えるのかシミュレーションしてみましょう。

今回は100万円、1000万円、2000万円を出資して、複利運用をした場合で計算を行います。

年利10パーセントで10年間運用した場合

出資額100万円1000万円2000万円
2年110万円1210万円2420万円
4年146万円1464万円2928万円
6年177万円1771万円3543万円
8年214万円2143万円4287万円
10年259万円2593万円5187万円

年利10パーセントで10年間資産運用した場合、10年後100万円は約259万円に、1000万円は約2593万円に、2000万円はなんと約5187万円にも増えることが分かります。

では次に、20年間運用した場合のシミュレーションも見てみましょう。

年利10パーセントで20年間運用した場合

出資額100万円1000万円2000万円
10年259万円2593万円5187万円
12年313万円3138万円6276万円
14年379万円3797万円7594万円
16年459万円4594万円9189万円
18年555万円5559万円1億1119万円
20年672万円6727万円1億3454万円

年利10パーセントで20年間資産運用した場合は、20年後100万円は約672万円に、1000万円は約6727万円に、2000万円はなんと約1億3454万円にも増えました。

年利10パーセントは利回りとしては高く、出資する額によっては約20年間の運用で1億円にも達成できることも分かります。

ただし、資産運用を始める前には利回りの高さだけに注目するのではなく、各運用先の特徴やメリット・デメリット・注意点などを良く理解をし、自分に合った運用先を見つけられると良いですね。

資産運用で年利10パーセントを狙うコツ

ではここで、年利10パーセントの資産運用を成功させる運用のコツを3つご紹介します。

複利で運用する

資産運用には「複利運用」と「単利運用」があります。

スクロールできます
複利運用単利運用
メリット・資産の増え方が早い
・長期になればなるほど利益が大きくなる
比較的短期間で利益獲得の達成感を得られる
デメリット       運用が終わるまで利益獲得の実感がわかない元本額はそのままなので資金の増え方が少ない

資産運用においては、資産の増え方が早いことや長期になればなるほど利益が大きくなることがら、複利での運用が推奨されています

では、複利運用で資産運用をした場合と、単利運用で資産運用をした場合では、資産の増え方にどのような違いがあるのかを比較してみましょう。

以下は1000万円を年利10パーセントで20年間、複利運用で資産運用をしたシミュレーションです。

複利運用単利運用
10年2593万円2000万円
12年3138万円2200万円
14年3797万円2400万円
16年4594万円2600万円
18年5559万円2800万円
20年6727万円3000万円

それぞれの20年後の元本と利息の合計額を比較してみるとその差は歴然。

1000万円を複利運用した場合、20年後には6727万円にも増えましたが、単利運用の場合には3000万円にしか成長しません。利息額だけで言っても、複利運用では5727万円もの利息を受け取れるのに対し、単利運用ではわずか2000万円しか受け取れないのです。

複利運用の場合、運用を終えるまで利息を受け取ることができず、資産が形成されていくという実感をなかなか感じることができないというデメリットはあります。しかしながら、結果的にはこれだけの差額が生まれますから、どうしても定期的に利息を受け取らなくてはいけない理由がない限りは、複利運用を行うと良いでしょう。

長期投資が大前提

また、資産運用は長期投資が大前提となります。

以下のグラフは、1985年から2020年の間に、国内外の株式と債券合計4つの資産に同じ額を5年間と20年間積み立て投資をしたデータです。

長期投資の実績
(引用:つみたてNISA早わかりガイドブック|金融庁

保有期間が5年間と短期間の場合、大きなリターンを得られるケースもあれば元本割れをするケースもあり、「運が良ければリターンが良い」「運が悪ければ元本割れする場合もある」といったように、運任せのややギャンブル的な要素があることも否めません。

しかし保有期間が20年間と長期間となる場合には元本割れをするケースは無く、年率2-8%のプラスのリターンに集中しています。

また当記事の冒頭でご紹介した全世界株式の平均リターンも、20年間の運用の時よりも30年間の運用の時の方が1年あたりの平均利回りが高くなっていましたよね。

確かに、FXや暗号資産、そして「グロース株」など株式投資の一部は短期投資を行って大きな利益を得られる可能性のある資産運用先です。しかしこれらは運用成績がマイナスとなった場合には、元本額以上の損失を被る可能性もあるややギャンブル的な要素のある運用先でもあります。

結果が出るまでは時間がかかるかもしれませんが、投資中級者・初心者は先ほどご紹介した運用先で最低でも10年・20年程度の長期運用をした方がむしろ安定的にリターンを得られる可能性があると言えるのではないでしょうか。

ちなみに投資の世界には「72の法則」と「115の法則」というものがあり、「72の法則」ではお金が2倍に、「115の法則」ではお金が3倍になるまでのおおよその期間を求められる計算式が存在します。

この計算式にあてはめて金利10パーセントで資産運用をした場合、お金が2倍・3倍になるおおよその期間は以下の通り。

72の法則

72 ÷ 金利(10%)= 7.2年後にお金は2倍になる

115の法則

115 ÷ 金利(10%)= 11.5年後にお金は3倍になる

これら計算式なども参考に、資産運用は長期運用を前提に運用をするように心がけましょう。

積立、追加入金をして運用効率を上げる

次の章で詳しく解説しますが、資産運用をする際にはリスクを軽減させるために、銘柄・地域・時間を分散させての運用が推奨されています。積立・追加入金は「時間」の分散にあたり、リスクを引き下げて効率の良い運用を行うことを可能にさせるのです。

ではここで、投資信託に4万円を一括投資を行った場合と積立投資を行った場合の、平均購入単価の違いを比較してみましょう。

(引用:はじめてみようNISA早わかりガイドブック|金融庁

投資信託の購入価格が1万口あたり1万円の時に4万円を一括投資した場合、購入総額4万円に対し、購入口数は4万円で平均購入単価は1万口あたり1万円となります。

一方の積立投資を行う場合、投資信託の購入価格が1万口あたり2万円の時には5千口しか購入できなかったものの、1万口あたり5000円の時には2万口も購入ができ、結果的に購入口数は4万円で平均購入単価は1万口あたり9000円と、一括投資をした時よりも積立投資をした時の方が1000円も平均購入単価が安くなったことが分かります。

上記例の場合、1万口あたり1万円の時が最安値だと思って一括投資をしたのに、その後5000円にまで価格が安くなっています。このように一括投資をする場合、多くの人は「適正価格」で購入しようとして「もう少し待てばよかった…」「もっと買っておけばよかった…」などと一喜一憂しがちです。

資産運用を行う場合には、このような感情の波に流されない冷静な運用をすることが良いとされていますが、冷静な運用をするためにも積立投資は効果的。特に自動積立ができる場合には、市場の状況や感情に左右されずに定期的に一定の額を自動で積み立ててくれるので、より効果的に価格変動のリスクを軽減してくれます。

また、ボーナスを受け取った・宝くじに当たった・今月は少し余裕がある…など、一時的に多くのお金を手にした場合、追加入金をすることも可能です。追加入金をすることで元本額が大きくなり、より大きな複利運用の効果を期待することができるでしょう。

年利10パーセントを狙う資産運用の注意点

次に、年利10パーセントのを狙う資産運用の注意点をご紹介します。

年利10パーセントはリスクが中-高である

今回ご紹介した年利2-10パーセントが狙える資産運用先がすべて掲載されているわけではありませんが、以下の図をご覧いただいてもお分かりいただけるように、「年利10パーセント」という利率が狙える運用先のリスクは中~高程度だと理解しておく必要があります。

冒頭でもお伝えしましたが、投資ではリスクとリターンが比例します。

例えばリスクを全く許容できない方が利回りの良さだけに惹かれてFXや暗号資産などの高リスクを伴う運用先で運用を始めてしまった場合、運用成績がマイナスとなった場合には最悪の場合、元本資金が無くなるどころかマイナスとなって借金を抱えてしまう可能性もあります。

反対に、多くのリスクを許容できる方が安全性だけに惹かれて定期預金などの「元本保証」「元本確保」の安全な運用先で運用を始めてしまった場合、お金が全く増えていかないということも。

今回ご紹介した資産運用先についても、それぞれが異なるリスクを持ち合わせていますから、投資を始める前には各資産運用先・運用会社のリスクや、そのリスクに対する対策などをきちんと確認をし、ご自身のリスクの許容範囲に合った運用先で運用をすることがポイントとなるでしょう。

リスク軽減には「分散投資」が効果的

またそれらリスクを軽減させるには、投資家自らが「分散投資」を意識してポートフォリオを組むことも重要です。

分散投資では、異なる特性をもつ資産運用先を組み合わせて運用をすることでリスクを軽減させる効果を期待できます。

以下の図は、異なる特性をもつ「資産1」と「資産2」の値動きを表したものです。

分散投資の図解
(引用:はじめてみようNISA早わかりガイドブック|金融庁

「資産1」が値上がりをしている時には「資産2」は値下がりを起こし、「資産2」が値上がりしている時には「資産1」は値下がりをしています。

例えば「資産1」に一括投資をした場合、値下がりを起こしている時には損失しかありませんが、「資産1」と「資産2」に分散投資をしている場合にはどちらかがマイナスになっている時でもどちらかがプラスになるので大きな価格の変動を抑えることができるのです。

分散投資では具体的に、特性の異なる「資産クラス」「国・地域」「時期・時間」ごとに運用先を分散するとより効果的に価格変動を抑えてリスクを軽減させることが可能とされていますので、ポートフォリオを組む際には是非参考にしてください。

ただし何度もお伝えしているように、投資ではリスクを下げると相対的にリターンも下がります。つまり、分散投資を意識してポートフォリオを組んだ結果、年利10パーセントを割ってしまう可能性もあるということに。

その場合は例えば、期待利回りの高いヘッジファンドに多く出資をする、あまりおすすめはしませんがFXや暗号資産、「グロース株」で株式投資をして高リスク・高リターンの運用先を取り入れるなど、ポートフォリオの一部分だけリスク許容度を上げるなどして可能な限り年利10パーセントに近い利率で運用できるようにすると良いでしょう。

高配当をうたう実態のない詐欺に注意

そして、高配当をうたって投資家を募集をし、実際には運用の実態のない詐欺業者には十分注意をしましょう。

詐欺業者は以下のような宣伝文句で出資者を募集します。

  • 必ず儲かります!
    投資に必ずはありません。どんなに優秀なファンドマネージャーでも先の未来を予測することは不可能なのです。
  • 今出資しないと損します!
    限定性をアピールして焦らせる・不安を煽る
  • 月利30パーセントです!
    高すぎる利回りは存在しません。平均的な利回りなどがわかるデータ(例:世界株式の平均的利回りなど)を参考に見極めましょう。
  • 元本保証です!
    金融商品で「元本保証」をうたって良いのは原則銀行の預貯金のみです。その他、債券や貯蓄型保険は「元本確保型」の金融商品となります。
  • その他
    著名人を起用している、紹介システムがある、夢を語る など

これら詐欺業者は言葉巧みに勧誘をします。時には魅力的に感じることもあるでしょう。

勧誘があった時点で話を聞くのは問題ありませんが、契約をしてしまう前に一度持ち帰ってからじっくり検討してから契約をする・しないを判断しても遅くはありません。そもそも詐欺ではない通常の運用会社だった場合、その場で契約を迫るようなことはありませんから、もし検討をさせないようなことがあれば詐欺を疑っても良いでしょう。

金融庁のホームページにはこうした詐欺に遭わないための注意喚起や、相談窓口などを設けていますので、資産運用を始める前にこちらも確認しておくと良いですね。

>>詐欺的な投資勧誘等にご注意ください!|金融庁

年利10パーセントを狙える資産運用についてよくある質問

では最後に、年利10パーセントを狙える資産運用について、よくある質問をまとめました。

年利10パーセントありえない?

年利10パーセントは高すぎも低すぎもない、現実的な利回りです。

実際、一流のヘッジファンドは年利10%以上を10年以上継続できてます。

資産運用を行う場合、長期投資を前提にリスク管理をしっかりとできている運用先があるのであれば、年利10パーセントは理想のラインと言えるでしょう。

詳しくはこちらで解説しています。

低金利でローンを借りて年利10パーセントで運用するのはどうですか?

投資は「余裕資金」で行うことが推奨されています。

余裕資金とは、全体の資金から「生活費」と「生活防衛費」を引いて残った、使い道が決まっておらず、投資でマイナスとなっても生活に支障の出ない資金を指します。

  • 生活費
    日常の生活で使う資金
  • 生活防衛費
    近い将来使い道が決まっている資金・万が一の時に備える資金
  • 余裕資金
    全体の資金から「生活費」と「生活防衛費」を引いて残った資金

ローンなどの借金をして資産運用を行った場合、運用成績がプラスであれば自己資金以上の利益を得ることができるので良いでしょう。しかし反対に運用成績がマイナスとなった場合には、自己資金以上の損失を被ることとなります

またいつかは借金を返済しなくてはいけませんが、利子分を上乗せして返済をする必要があり、結果的に資金を減らしてしまうことにもなりかねません。

どれだけ低金利でローンを組めたとしても、借金をしてまで資産運用をすることはせず、ご自身の余裕資金でコツコツと運用をするようにしましょう。

年利10パーセントだと100万円から2000万円を達成するまで何年かかりますか?

年利10パーセントが期待できる運用先で複利運用した場合、100万円から2000万円を達成するまで32年かかります。

元本100万円
5年161万円
10年259万円
15年417万円
20年672万円
25年1083万円
30年1744万円
31年1919万円
32年2111万円

少額から運用を始めた場合でも、複利運用の効果で効率良く資金が大きくなっていくのが分かりますね。

しかし、いくら年利10パーセントという高利回りが期待できる運用先で運用したとしても、100万円から2000万円を達成するまでに32年という期間はかなり長く、辛抱強く運用を続ける必要があります。

ボーナスを受け取ったりや宝くじに当選したりといった、一時金を手にした際に追加入金を行い元本額を増やすことで、2000万円達成までの期間を少しでも短くすることが叶うでしょう。

まとめ

本記事では、年利10パーセントの資産運用は可能なのかについて徹底的に解説をしました。

結論、年利10パーセントの資産運用は可能です。

本記事では年利10パーセント以上を狙える資産運用先としてヘッジファンドをご紹介しました。

1000万円ほどのまとまった資金を保有されている方は、是非ヘッジファンドも検討してみてくださいね。

低リスクで年利10%以上を狙うならヘッジファンド

ヘッジファンドとは

しっかりリスクヘッジしながら高い利回りを狙うなら、ヘッジファンドへの投資がおすすめです。

以下は500万円〜投資可能な日本国内のおすすめヘッジファンド。

スクロールできます
期待年利最低投資額問い合わせ投資手法・対象
BMキャピタル10%1000万円面談・バリュー株
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ハイクア
インターナショナル
固定12%500万円面談または
資料請求
新興国企業への融資
アクション31%500万円面談・バリュー株
・事業投資
・ファクタリング
・Web3事業
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それぞれ期待リターンや投資対象、最低投資額が異なるため、迷うかもしれません。

おすすめは2社以上の気になるヘッジファンドに問い合わせて比較検討すること。

ハイクア社は資料請求のみの問い合わせもOKなので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

BMキャピタル
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この記事を書いた人

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